今回検証した5G向けネットワーク・スライシングはファーウェイのサービス指向のアーキテクチャに基づいており、コア・ネットワークのモジュール化、コントロール・プレーンとユーザー・プレーンの分離によってエンド・ツー・エンドのスライシングを実現しています。コア・ネットワークとRANインターフェースをスライスごとに特定・実装するとともに、双方の管理機能によりスライスのライフサイクル管理と監視を行います。
今回の共同デモにより、「1つの物理ネットワークで複数のサービスに対応する」というイノベーションの可能性が示されました。こうした柔軟で効率性の高い5Gネットワーク・アーキテクチャは、さまざまなパートナーとの協業を通じたビジネスを成功に導く重要なイネーブラーの1つとなります。
ファーウェイのワイヤレス・ネットワーク担当プレジデントである汪涛(デビッド・ワン)は次のように述べています。「ファーウェイは、5G実現の鍵となる技術革新に向け、多大な投資を実施しています。5Gのネットワーク・スライシングにより、単一の物理的なネットワーク・インフラストラクチャで、モバイル・ブロードバンドや垂直産業など複数の産業向けサービスに対応することが可能となります。今後も先進的なイノベーション技術を生み出し、優れたユーザー体験をお客様に提供する努力を続けてまいります」
ドイツ・テレコムの最高技術責任者であるブルーノ・ヤコブフォイアボルン(Bruno Jacobfeuerborn)氏は次のように述べています。「ネットワーク・スライシングは5Gにおいて汎用性の高いネットワークを効率的に実現する技術です。このような汎用性は異なる産業同士を結びつけるとともに、将来的にお客様が望む膨大なモバイル・ブロードバンド接続を提供するためにも不可欠です。今回のデモにより、こうした能力が多様なユース・ケースに向けオンデマンドのネットワーク・サービスとして実現できることが確認されました」
ドイツ・テレコムとファーウェイは、無線インターフェースやネットワーク・アーキテクチャなどの分野における5G技術の共同イノベーションと検証で協働しています。ファーウェイは2009年から5Gの研究開発に取り組んでおり、研究とフィールド・テストで豊富な経験と実績を蓄積しています。今後もより多くのパートナー企業と協力し、新たな5Gエコシステムの確立と、5Gの発展を推進していきます。
【ファーウェイについて】
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、世界有数のICTソリューション・プロバイダーであり、1987年に中国・深圳(シンセン)に設立された従業員持株制による民間企業です。「通信技術を通じて人々の生活を豊かにする」というビジョンのもと、お客様志向のイノベーションとパートナーシップにより、通信・企業ネットワーク、端末、クラウド分野にわたり、お客様の競争優位性を高めるエンド・ツー・エンドのICTソリューション・ポートフォリオを確立しています。ファーウェイの17万6,000人におよぶ従業員は通信事業者、企業、消費者の皆様へ最大の価値を提供すべく尽力しており、競争力の高いソリューションとサービスを170か国以上で提供し、世界人口の3分の1にもおよぶ人々のICTソリューション・ニーズに応えています。
日本法人(ファーウェイ・ジャパン)は2005年に設立され、日本市場のニーズに応えるべく幅広い製品ならびにサービスを提供しています。詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/、フェイスブック:(会社情報、B2B事業)www.facebook.com/huaweijapanpr、(B2C事業)www.facebook.com/HUAWEI.JAPAN、ツイッター:twitter.com/HUAWEI_Japan_PR、LINE:‘ファーウェイ’で検索、YouTube:http://www.youtube.com/user/HuaweiDeviceJPをご覧ください。
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