「KenCoM」を導入することにより、健診機関では健診受診前から受診後まで利用者を一貫してフォローする体制を整えることが可能となり、以下のような効果が期待できます。
1.サービス品質の向上
健診受診者とのコミュニケーションツールとして活用することで、再検査の案内や経過観察のフォローのみならず、クリニックからの各種お知らせ、予防接種や次年度の健診案内なども簡単に行っていただけます。
2.費用の削減
健診結果通知を「KenCoM」へ一元化することで、従来掛かっていた印刷・配布コスト、そのための作業工数などが削減できます。
3.健診のリピート利用者の増加
過去の健診結果を経年で確認できること、各人に最適化された健康情報の配信、インセンティブポイントなどにより継続的に登録者が利用する仕組みが標準で備わっていますので、継続的な健診受診を促せます。
■ 愛知県エリアの健診機関グループ大手であるセントラルクリニックグループでの採用
愛知県下を中心に健診事業を展開するセントラルクリニックグループ、医療法人名翔会(名古屋市南区、理事長 石原順)・医療法人松柏会(名古屋市中村区、理事長 内藤靖夫)は、両法人が運営する4施設での全ての健診受診者を対象に、「KenCoM」を2017年8月1日よりトライアルサービスとして導入する予定です。本トライアルにより利用者のニーズを把握した上で、2018年1月以降の本格導入を目指します。
≪トライアル提供期間≫
2017年8月1日(火)~2017年12月31日(日)
≪提供フロー≫
1. 施設での健診受診時に、健診誘導タブレット端末上または申込書への記入により、お申し込み頂きます。
2.「KenCoM」アプリをダウンロードしていただき、会員登録を行って頂きます。
3. 健診受診後約2週間で、健診結果を閲覧するために必要な情報が申込者のお手元に届きます。この情報を「KenCoM」に入力することで健診結果が閲覧できます。
■ KenCoMとは
厚生労働省が推進する「データヘルス計画」に取り組む健康保険組合から委託を受けてDeSCが提供するICTを活用した健康維持・増進のためのサービスです。現在、約80健保、約250万人にサービス提供中(一部準備中含む)です。
今回、DeSCでは、健診機関向けに利用いただけるようサービスの仕様を一部改良・開発して提供するものです。
注:画面は現段階でのイメージですので、変わる可能性があります。
<KenCoMサービス その他の特徴>
◆ 健診受診者に最適化された利用登録フロー
健診機関の基幹システムとの連携により、健診受診からサービスの申し込み・利用手続まで一連の流れを最適化しました。
◆ ポイントインセンティブ
日々の利用でポイントを貯めて、ギフト券などが当たる抽選に参加できます。
◆ 健診機関の基幹システムとの連携対応
サービスの案内・申し込み、健診結果のデータ連携など、健診機関で導入している基幹システムとの連携にも柔軟に対応出来ますので、既存のインフラを活用してサービスを導入いただくことが可能です。
◆ 紙の健診結果の表示機能(2018年度対応予定)
従来の紙での健診結果についてもサイト上で提供可能です。これにより印刷・配布に関わる費用の削減が可能となります。
■ セントラルクリニックグループ 医療法人名翔会/松柏会 法人概要
本部所在地:名古屋市南区城下町3丁目14番地
代表者:医療法人名翔会 理事長 石原 順 / 医療法人松柏会 理事長 内藤 靖夫
設立:1982年4月1日
URL:https://www.central-cl.or.jp/
事業内容:疾病予防、保健衛生の管理指導を主とした集団健診・人間ドック・定期健診の実施
■ DeSCヘルスケア株式会社 会社概要
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ
代表者:代表取締役社長 大井 潤
設立:2015年3月4日
資本金:100百万円(出資比率 DeNA:51% 住友商事:49%)
URL:https://www.desc-hc.co.jp/
事業内容:健康レコメンデーションメディア「KenCoM」の運営を中心とした各種ヘルスケア事業
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