一般財団法人雇用開発センター(代表理事:井上英紀)は、2018年10月1日より「雇用開発アナリスト」資格を新設し、その取得のためのセミナーを順次開催いたします。
当センターは2020年に40周年を迎えるに当たり、事業の今後の方向性を、外部の専門家も交え真摯に議論してまいりました。その結果、労働市場対し、より即効性のある施策を行うべきであるとの結論に達し、2018年10月1日より、認定資格として「エンプロイアビリティ」をキーワードとした「雇用開発アナリスト」を新設する運びとなりました。
(※「エンプロイアビリティ」とは、一般には転職ができる能力や資質を表し、エンプロイアビリティが高くなると、転職や再就職が有利になります。)
当センターは、本資格取得者が、自分自身のエンプロイアビリティを客観的に把握し適切な行動に移すことができ、求職者のキャリア相談について的確な助言や指導を行えるようになると共に、求人企業に対し、最前線の人材マネジメントシステムを活用した適材適所の採用・人材配置を専門家としてアドバイスできるスキルが身に着くようなプログラムを提供します。
【事業内容の独自性】
◆実務に活用できる資格
本資格は、国家資格キャリアコンサルタントの普及版といえるもので、エッセンスはそのままに、より実務に活用できる部分を増強する。資格取得者自身のエンプロイアビリティを向上させ、キャリア開発のプロセスを深堀することが一義的な目標。
◆様々なニーズに応える設計
本資格の対象者は
自分のエンプロイアビリティを知り、業務遂行・転職・再就職に役立てたい方
国家資格を取得したいが時間的・資金的に余裕のない方
業務として専門的に活用したい企業内人事担当や学校関係者
その他、キャリアカウンセリングについて知りたい方
など、様々なニーズに応えられる資格設計となっている。
◆実務経験豊富な講師陣
実際に、様々な形で自分のキャリアを磨き、キャリアプラン構築関連の業務に長年携わってきた専門家を中心として講師陣を組織。机上の空論ではなく、実務に即したケーススタディーの手法で人材マネジメントシステムをより深堀して習得することが可能になる
具体的には、民間企業人事部長経験者、中央官庁出身者、元就職誌編集長、人材紹介会社の現役営業本部長、再就職支援会社の現役経営者等が、豊富な人生体験・社会人経験を通じ、培ってきたノウハウとそれぞれの個性あふれる講義を実施する。
◆人材紹介サービスなど他サービスとの連携
当センター人材紹介サービスの優先的ご提供や、ベテラン講師陣によるバックアップ体制が整っており、人事初心者から専門性の高いメンバーまでどんな受講生でもカバーできる内容。
また、一般的には中々受けられないアセスメント(スマートアプリによるうつ病診断、新会派開発の適性診断、組織診断等)を提携機関と共同でオプション契約として提供できる予定。
◆有資格者に対する就労機会の提供
財団が行っている人材紹介事業の中で、相談者の就職難易度グレードの診断結果がキャリア相談に用いらる。一方、企業としては、求人難易度の認定結果を知ることにより、課題認識が可能になる。この結果は社会貢献(CSR)度測定データ(事業内容の公益性、事業の発展性・成長性、継続性、地域貢献度、雇用吸収力、人材育成努力などを総合的に細分化して設定)との組み合わせで人材紹介料の段階的適用(明細型請求方式)の算出根拠とする。
◆キャリアコンサルタント資格保有者のブラッシュアップに
セミナーはモジュール (民間、公共、企業)別に完結できるプログラム構成。将来的には、一部を切り出し、来年度以降に申請を予定しているキャリアコンサルタント更新講座に転用することも可能と考えています。
すなわち、キャリアコンサルタント資格保有者のブラッシュアップに役立てて頂けると同時に、認可取得時には更新ポイントが取得できるようになります。
【プログラムの概要と受講費用(日時・場所等は別途告知)】
◆雇用開発アナリスト3級 <初級コース>
受講料15,000円/一回分 終日(8時間)×1回参加
キャリアプラン構築の重要性を理解し、キャリア診断に必要な基礎知識を身につけている(自分と他者の簡単な分析ができる)レベル
2018年10月以降 年度内6回(月1回ペース)開催予定
◆雇用開発アナリスト2級 <中級コース>
受講料30,000円/三回分 終日(8時間)x3回参加 (または、4時間x6回参加)
自分のキャリアプラン構築に対して明確な方向性を有し、相談者に対しては、キャリア診断に基づくプラン構築に関する適切なアドバイスをすることができるレベル
2018年10月以降12月まで第一期、2019年1月~3月まで第二期として隔週開催予定。
◆雇用開発アナリスト1級 <上級コース>
受験料12,000円(筆記2時間および実技診断30分)
国家資格キャリアコンサルタントと同等以上の専門性があり、企業の人事担当者にアドバイスや指導ができるレベル
雇用開発アナリスト2級取得者を対象とし、2019年4月・10月試験実施(年2回)予定
【雇用開発センター概要】
雇用開発センターは、財団法人として1981年12月労働省(現・厚生労働省)の許可を得て設立。
2011年1月4日、新公益法人制度の施行にともなって、「一般財団法人雇用開発センター」に改組。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/20344/table/3_1.jpg ]
【お問合せ】
本件に関するお問合せは下記までお願いします。
一般財団法人 雇用開発センター 相澤・石塚
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-23-11 プライム浜町ビル4階 TEL:03-5643-8220
e-mail: kouhou@earc.or.jp URL: https://www.earc.or.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ