●実証の概要
・ 実施期間:平成27年3月~平成28年3月
・ 対象:首都圏の一般家庭(約300世帯)、法人オフィス・商店等(約20か所)
・ 実証内容:
家庭向け:家電ごとの使用状況の見える化、およびデータを活用した付加サービス検討等。
法人向け:空調機等の機器ごとの使用状況の見える化、およびデータを活用したコンサルティング等。
【実証システムの概要図】
[URL: https://prtimes.jp/api/file.php?t=origin&f=d12366-1-227792-0.jpg&time=0.44402902224101126 ]
【アプリケーションイメージ】
<家庭向け>
[URL: https://prtimes.jp/api/file.php?t=origin&f=d12366-1-737796-1.jpg&time=0.9379845475777984 ]
現在の状況 一日の使用状況 月の使用量の内訳
<法人向け>
[URL: https://prtimes.jp/api/file.php?t=origin&f=d12366-1-224187-2.jpg&time=0.5060528442263603 ]
使用量分析サマリー画面 使用量分析詳細画面
●「機器分離技術」とは
分電盤の主幹を流れる電流の波形を観測し、クラウド上で機械学習を使ったAI(人工知能)により機器ごとの電流波形に分離し、機器ごとの消費電力量やOn/Offの状態などを推定する技術です。
【機器分離技術の特徴】
1.<センサーを設置するだけで機器ごとのデータを分離>
センサーで観測した電流波形から自動で各機器のモデルを生成するため、事前に機器の特徴量を個別計測してデータベース化する必要はありません。また、新たな機器を設置しても、一定の学習期間を経て分離を行うことができます。
2.<クラウド活用で常に最新のAI(人工知能)を適用>
機器ごとの電流波形の分離はクラウド上のAI(人工知能)で行うため、常に性能の向上や新機能の追加などを行うことができます。一度設置したセンサーには何ら変更を加える必要はありません。
3.<センサーのローコスト化が容易>
センサーは電流波形を計測し、インターネットに送信するだけのシンプルな構造であるため、小型化・ローコスト化を容易に進めることができます。既存のセンサーのファームウェアの変更で対応できる場合もあります。
4.<専用圧縮CODECにより、通信量削減>
センサーに、電流波形専用の圧縮アルゴリズムを搭載することで、センサー機器とクラウドサーバーとの通信量を非常に小さく抑えることができます。
5.<短時間の機器の使用も把握>
データ計測は1秒毎に行っているため、電子レンジの短時間使用など、分・時単位の計測では捕捉の難しかった機器の使用状況を把握することができます。
インフォメティス株式会社について
平成25年4月8日に設立、同年7月1日にソニー株式会社よりカーブアウト。AI(人工知能)・機械学習による時系列データの分析技術に強みをもち、現在は機器分離技術を使った「エネルギーデータによるスマートライフの実現」をめざし事業創造を行っています。
●お問合せ先
インフォメティス株式会社:http://www.informetis.com/
お問合せメールアドレス:info@informetis.com
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