株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都港区、社長:植野 伸一、以下「ADK」)は、マーケティング・コンサルティング領域における新会社「株式会社アブソルートワン(Absolute one、以下「アブソルートワン」)」を設立し、本日、業務を開始いたしましたのでお知らせいたします。
子会社設立の目的
ADKが2015年7月にリリースしたABテストのクラウドサービス「Absolute one」は、Webサイトやバナーのクリエイティブ改善を通じて、WEB上での集客や売上拡大を支援してまいりました。
一方で、ABテストというWebクリエイティブ改善にとどまらず、ユーザー獲得や売上拡大といった本質的なマーケティング課題解決のための、総合的なソリューションのニーズが高まっております。メディア改善、データマネジメント、ならびにそれらの可視化に必要なツール導入、さらには全体的な戦略立案を含めワンストップで提供することが、デジタル領域におけるマーケティングサービスにおいて不可欠となっております。
そこで、ADKが総合広告会社として有するノウハウを活用し、サービスの対象領域を拡大するとともに、よりクライアントにコミットするコンサルティング会社として、アブソルートワンを設立いたしました。
新会社では、これまでADKが蓄積してきたユーザー獲得・売上拡大の専門知識に加え、ADKの100%子会社である「アクシバル(Axival)」の3Dデータベース(注1)やMind DMP(注2)を活用した、ユーザープロファイル技術とも連携し、可視化されたユーザーパネルやクライアントデータベースの分析から、具体的なクリエイティブマネジメント、メディアマネジメントプランを立案し、結果のレポーティングまで、ワンストップで対応・支援してまいります。
(注1)3Dデータベース: 同一人物のテレビ視聴、Web接触、購買、生活意識の各データを統合したデータベース。個々のデータからは読み解くことが困難であったユーザーの特徴や個性、メディア接触や生活行動をより分かりやすく、具体的に把握できる。
(注2)Mind DMP: 属性情報と行動履歴を取り扱う従来のデータマネジメントプラットフォーム(DMP)に、「意識」・「価値観」のデータを蓄積したDMP。現在主流のWeb広告で見られる属性や行動ベースでのターゲティングのみならず、意識・価値観でもターゲティングすることが可能になる。
提供サービス
〇データマネジメント
アクシバルと連携した精緻なユーザーパネルの分析、またネット上での動的なユーザーの行動・思考を可視化するための「ツール導入支援」、また可視化されたデータを更に分析し、デジタルの全体的なマーケティング戦略を立案いたします。
〇クリエイティブマネジメント
上記データマネジメントからユーザーが「どのようなクリエイティブに反応し行動するか」、また「どのタイミングでどのように伝えるのが効果的か」を分析し、最適なクリエイティブ配置やテスト計画をプランニングいたします。
〇メディアマネジメント
クリエイティブマネジメント同様にデータの分析結果から立案されたマーケティング戦略を元に、効果的なメディア運用計画、最適なオーディエンスデータやアドテクノロジー活用をプランニングし提案いたします。
また、クリエイティブマネジメントの領域では、これまでもパートナーシップを結んでいた株式会社クリエイターズマッチとアブソルートワンが業務提携契約を締結することにより、より強力な支援体制を実現します。
子会社の概要
商号:株式会社アブソルートワン
”Absolute one” という社名には、「クライアントの事業成功のためにあらゆる手法を尽くして、絶対的価値(Absolute one)を提供する」という思いが込められています。
所在地:東京都港区西新橋三丁目15番12号西新橋JKビル7F
代表者:本松 慎二郎
資本金:7,500万円
決算期:1月 – 12月
株主構成:ADK:100%
事業内容:マーケティング・コンサルティング
業務開始日:2016年9月5日(月)
Webサイト:http://absoluteone.co.jp
代表取締役の経歴
本松 慎二郎
株式会社福岡銀行(2000年-)、アクセンチュア株式会社(2002年-)を経て、2006年アサツー ディ・ケイ入社。九州支社にて通販企業を中心としたWEBダイレクト分野にて、総合プロデュース及びレスポンスコンサルティング業務に従事。
2014年より本社デジタルビジネス本部勤務。10月よりグロースハック・プランニング室室長。
2016年より、第5デジタルプランニング局 局長。
レスポンス改善や戦略策定においてアドテック他多数の登壇経験を持つ。
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