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Release ルノーグループ、車両コストの最適化にダッソー・システムズが新しく開発したデータサイエンスソリューションを導入

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ルノーグループ、車両コストの最適化にダッソー・システムズが新しく開発したデータサイエンスソリューションを導入

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・ダッソー・システムズは、ルノーグループが3DEXPERIENCE プラットフォーム・オン・クラウドとバーチャルツイン・エクスペリエンスの使用範囲を、デザインや設計から原価計算や購買にまで拡大することを支援
・人工知能(AI)を活用したダッソー・システムズのコストインテリジェンスソリューションにより、ルノーグループは原材料価格の上昇と部品コストの変動の影響をシミュレートできるように

※本リリースは、仏ヴェリジー=ヴィラクブレーにて現地時間2023年2月2日に発表したリリースの日本語参考訳です。
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ダッソー・システムズ(Euronext Paris: FR0014003TT8, DSY.PA)は本日、ルノーグループがダッソー・システムズの3DEXPERIENCE プラットフォームのデータサイエンス機能を活用し、原材料価格の上昇傾向を把握して、状況に即した最適化シナリオをモデル化するとともに、車両生産コストへの影響を軽減していることを発表しました。

ダッソー・システムズのコストインテリジェンスソリューションの導入により、ルノーグループでの3DEXPERIENCE プラットフォーム・オン・クラウドの使用範囲が、デザインや設計から原価計算や購買といった戦略的業務分野にまで拡大され、それらの分野の新しいユーザーが同社の技術変革とデジタル変革に貢献できるようになります。車両のバーチャルツインにデータ駆動型のアクショナブル・インサイト(具体的な行動につながる洞察)を投影し、それにアクセスできるようにすると、車両設計とビジネスのバランスを革新的な方法で実現することができます。

自動車メーカーが競争力を維持するには、サステナビリティへの取り組み、規制要件の遵守、インフレへの対応をバランスよく行う必要があります。しかし、武力紛争、公衆衛生上の危機、気候変動、消費者需要などの世界的な要因を背景に、原材料価格が大きく変動する中、車両価格と部品コストの帳尻を合わせながら投資収益率を確保することが難しくなっています。

こうした困難な経済状況下においても、ルノーグループは、3DEXPERIENCE プラットフォームのAI、機械学習(ML)、共同ビジネスプロセス、一元的で拡張された車両 3D データモデルの独自の組み合わせを利用することで、市場の変動がビジネスに与える影響を適切に管理することができます。ルノーグループは、部品の設計、コンフィグレーション、履歴データ、予測を集約して、さまざまな設計シナリオをバーチャルツイン上でテストし、車両の価格とコストを把握、予測、定量化、最適化するだけでなく、これらの情報を他の利害関係者と共有して、機器の購買交渉を改善することもできます。

ダッソー・システムズの自動車・輸送機械・モビリティ業界担当バイスプレジデントであるローレンス・モンタナリは、次のように述べています。「以前の発表では、自動車のバーチャルツイン、そしてルノーグループの新戦略『Renaulution』(ルノーリューション)計画をサポートする企業体制について取り上げました。ルノーは、NETVIBESのAIを使用した当社のコストインテリジェンスソリューションを導入したことにより、6 か月足らずで企業全体のデータを接続できるようになりました。現在は、バーチャルツインの使用範囲を車両からサプライチェーンにまで拡大しています。先行き不安なこの時代に、企業は当社のソリューションを導入することで、サプライチェーンでの供給不足や原材料価格の上昇による影響のシミュレーションを行い、予測することができます。このプロジェクトにより、3DEXPERIENCE プラットフォームは、インフレ、価格変動、規制要件への対応といった、この 10 年間で生じた新たな課題に取り組むための手段として、ルノーグループでの使用範囲を新しいビジネスユーザーに拡大しています」

ルノーグループは、3DEXPERIENCE プラットフォームを基盤にした「グローバル・モジュラー・アーキテクチャ」インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを活用しており、これには、コストインテリジェンスソリューションが組み込まれています。 コストインテリジェンスソリューションは、ダッソー・システムズがソリューションを提供している他の業種の企業にもご利用いただけます。

詳細はこちら:
ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCEプラットフォーム、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション
https://www.3ds.com/ja

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ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。 より詳細な情報はホームページ、 https://www.3ds.com/ja(日本語)、 https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。

3DEXPERIENCE、Compassアイコン、3DSロゴ、CATIA、BIOVIA、GEOVIA、SOLIDWORKS、3DVIA、ENOVIA、NETVIBES、MEDIDATA、CENTRIC PLM、3DEXCITE、SIMULIA、DELMIA および IFWE は、アメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズ(ヴェルサイユ商業登記所に登記番号B 322 306 440 で登録された、フランスにおける欧州会社)またはその子会社の登録商標または商標です。

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