地熱発電は天候に左右されずに安定的な電力供給が可能な再生可能エネルギーであり、東日本大震災以降各地で開発が進められています。日本には世界の約10%の地熱資源が存在しており、世界第3位のポテンシャルを有しております。
当社は1979年より地熱事業に着手しており、1996年の九州電力株式会社滝上発電所の操業開始以来、出光大分地熱(株)滝上事業所にて発電用蒸気を供給してきました。
未活用の熱水の有効利用を目的に、2016年3月より同エリア内に国内最大級の滝上バイナリー発電所の建設を開始し、このたび商業運転を開始しました。
バイナリー発電は、熱源となる水と低沸点媒体の2つの流体を利用するため「バイナリー」の言葉が名称に使われており、従来の地熱発電では活用できなかった低温の蒸気・熱水での発電を可能にする発電方式です。
当社は今後も、地熱をはじめとした国産の再生可能エネルギーによる電力供給を拡大し、日本のエネルギーセキュリティと環境調和型社会の実現に貢献してまいります。
【滝上バイナリー発電所の概要】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/23740/table/8_1.jpg ]
【出光大分地熱株式会社滝上事業所の概要】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/23740/table/8_2.jpg ]
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