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Release 《コロナ禍で激変した新卒採用マーケット》「2020年【夏】(2022卒早期)大学生が選んだ就職先人気企業ランキング」結果発表<速報ベスト20>

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《コロナ禍で激変した新卒採用マーケット》「2020年【夏】(2022卒早期)大学生が選んだ就職先人気企業ランキング」結果発表<速報ベスト20>

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~商社人気は二極化。コロナダメージの少ない企業が順位を上げる~

株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソース(本社:東京都文京区、代表取締役社長:筒井智之)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「就職先人気企業ランキング調査」を実施しました。当社の調査する「大学生が選んだ就職先人気企業ランキング」は1978年の調査開始以来44年度目を数えます。
今回は就職・採用戦線プレシーズンの2020年夏(22卒早期)ランキングをお届けします。

●調査結果トピックス
コロナ禍により大学への通学が制限され、企業のインターンシップもオンライン化されるなど、社会全体が「新しい生活様式」を模索する中で就職・採用を取り巻く環境も大きく変化しています。

21卒の大学生の就職内定率は69.8%(10月1日現在。文部科学・厚生労働両省調査)と5年ぶりに7割を下回るなど、企業業績を直撃した新型コロナウイルスの影響で、長く続いた売り手市場の終焉は明白となる中、総じて経済活動自粛の影響や業績ダメージの比較的少ない大手企業、安定企業が人気を集める結果となりました。

●文系男子ランキング
総合商社2極化、メガ損保が躍進
伊藤忠商事がV2

画像1:

業績好調で時価総額でも総合商社1位となった伊藤忠商事がV2を果たしたほか、三菱商事(3位)、双日(6位)、三井物産(9位)と総合商社が4社トップ10にランクインした。世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、資源・エネルギー価格の下落や投資先の業績悪化に見舞われるなど厳しい事業環境の中にあって、幅広い事業領域で活躍する商社パーソンへの憧れは引き続き強く、総合商社人気は継続している。
東京海上日動火災保険(2位)、損害保険ジャパン(4位)、三井住友海上火災保険(5位)とトップ5にメガ損保3社がそろい踏みとなった。損害保険業界はコロナ禍においても通期の業績見通しは底堅く、躍進が目立った。対面営業の自粛により単年度業績への影響はあるものの、生命保険業界も日本生命保険(8位)、第一生命保険(10位)と人気を集めた。
調査終了直前の11月10日に29年ぶりに日経平均株価が2万5千円を回復するなど、コロナショック後の急激な戻り相場に押され復調した証券業界では大和証券グループ(7位)がトップ10に入った。
昨年同時期ランキングで上位だった住友商事、豊田通商、丸紅がトップ10から陥落する一方で総合商社の併願先として学生が意識するコンサルティング業界や不動産デベロッパーは、NTT都市開発(11位)、野村総合研究所(12位)、PwCコンサルティング/PwCアドバイザリー(13位)、アクセンチュア(14位)、三菱地所(15位)、三井不動産(16位)、東京建物(20位)と内需に軸足を置きコロナ禍によるダメージが少ないこともあってか大幅に順位を上げた。
コロナ禍による経済活動自粛の影響が業績を直撃した運輸・旅行業界は大きく順位を下げた。

※損害保険ジャパンの21卒早期順位は損害保険ジャパン日本興亜の順位

●理系男子ランキング
IT・メーカーの人気復権
NTTデータが初の首位に

画像2:

1978年の本調査開始以来、初めて1位となったNTTデータを筆頭に、野村総合研究所(8位)、Sky(10位)とIT・情報系の大手企業がトップ10に3社ランクインした。
NTTデータは31期連続で増収、野村総合研究所も売上高、営業利益が過去最高を達成。コロナ禍の影響でビジネス環境が大きく変わる中、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対する企業の関心は高まるばかりで、デジタル投資の拡大を背景に業績が好調な上、学生の知的好奇心に応えるインターンシッププログラムを提供していることも人気を集めた要因と思われる。
文系男子では大きく後退した鉄道業界はJR東海が2位、JR東日本が3位と理系男子においては堅調に人気を維持した。
業績が好調なソニーが4位、トヨタ自動車が7位と大手電機・自動車メーカーもトップ10に2社ランクイン。理系ランキングらしい顔ぶれとなった。
2015年調査(16年卒対象)以降理系男子の首位を獲得してきた総合商社は三菱商事(5位)、伊藤忠商事(6位)の2社がトップ10入りするに留まった。
文系男子同様、コロナ禍の影響で内需系企業に人気が集まり、不動産デベロッパー、道路、ゼネコンが順位を上げた。さらに研究開発に期待が集まる製薬メーカーが堅調であった。

●文系女子ランキング
人気アニメが奏効し集英社3位に
伊藤忠商事が文系女子もV2

画像3:


昨年に引き続き伊藤忠商事が1位、8位の三菱商事と総合商社が2社ランクインした。
文系男子同様、東京海上日動火災保険(2位)、損害保険ジャパン(5位)、三井住友海上火災保険(6位)とメガ損保が躍進したほか、日本生命保険(7位)、第一生命保険(9位)、大和証券グループ(10位)と女性が長く働きやすい環境に定評のある大手金融機関が6社トップ10にランクインした。
3位の集英社、4位の講談社は、ともに豊富なコンテンツのグローバル展開やデジタル化に成功しており業績は好調。マスコミ業界は圧倒的な知名度を誇るが、トップ10に出版社が2社ランクインする異色の結果となった。特に集英社はブームとなった人気アニメも影響したと考えられる。コロナ禍による外出自粛や巣ごもりで日常生活での接点が増えている影響からか、日本放送協会(NHK)が17位にランクインするなど主要テレビ局も順位を上げた。
一方で、文系女子の人気が高かったオリエンタルランドやJTB、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)などエンターテイメント、旅行、運輸業界はコロナ禍の影響を大きく受けて順位を下げた。

※ 損害保険ジャパンの21卒早期順位は損害保険ジャパン日本興亜の順位

●理系女子ランキング
食品、化学・化粧品に人気集まる
3年ぶりに明治グループが首位に

画像4:

1位の明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ)を筆頭に味の素(2位)、森永乳業(5位)、森永製菓(6位)、日清製粉グループ(7位)と食品関連メーカーがトップ10に5社ランクインした。
女子学生に身近な製品を開発している資生堂(3位)、富士フイルム(9位)、花王(10位)と化学・化粧品メーカーが3社ランクインした。
このほか、全国で手掛ける街づくりのリアルを体験できるインターンシップが好評なNTT都市開発(4位)、文系で圧倒的人気を誇る伊藤忠商事(8位)がトップ10に入った。

【調査概要】
2020年【夏】(2022卒早期)
大学生が選んだ就職先人気企業ランキング

◆調査対象:
ダイヤモンド就活ナビ2022に会員登録している、就職活動中の大学3年生と大学院1年生。
文系:国公立大学90大学 私立大学24大学とその大学院生
理系:国公立大学93大学 私立大学20大学とその大学院生

◆有効回答:3,282名
◆調査期間:2020年6月19日~11月11日
◆調査方法:メールと手渡しによるアンケート方式
回答方法はインターネット・イベントでの回収を併用
就職希望企業先を志望順に8社まで記入
1位企業=5ポイント、2位企業=4ポイント、3位企業=3ポイント、4位企業=2ポイント、5位以下は1ポイントで加重集計し、ポイントの多い順にランキングを作成。

【会社概要】
会社名:株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソース
所在地:〒112-0002 東京都文京区小石川5-5-5 ユニゾ茗荷谷ビル
代表者:代表取締役社長 筒井 智之
設立:1997年8月
URL:http://www.diamondhr.co.jp/

【事業内容】
・新卒メディア事業
 ダイヤモンド就活ナビ・ダイヤモンドLIVEセミナー等の運営、
 個別セミナー・個別制作物の受託他
・HD(人材開発)事業
 ダイヤモンドHD関連商品(テスト・教育テキスト・研修等)の販売
 新卒者紹介・キャリア紹介他
・大学支援サービス
 学内説明会・セミナー講演・制作物の受託他

【お問い合わせ先】
https://web23.sslsv.com/www.diamondhr.co.jp/contact/request.html

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