リユース業界の新たな挑戦
株式会社じゃんぱらは1997年の創業以来、一貫して中古デジタル機器のリユース事業を行ってきました。
全国に54店舗(2024年8月現在)を展開し、ビジネス特許を取得したスマートフォンの「分割買取」サービスの提供など中古デジタル機器の買取・販売に注力し、27年間で培った経験や知識を武器にお客様に最適な商品をご案内しています。
そんなじゃんぱらが今回紹介するのは新時代の買取サービス「おまかせ自動買取くん」。システム開発に至った経緯や背景を振り返りながら、プロジェクトの紹介や今後の展開についてお伝えします。
業務の負担を軽減しお客様のニーズに応えたい。専門知識と多くの時間を要する買取作業を自動化
日本の中古市場は新品価格の上昇、消費者の意識変化により着実に成長を続けています。特に中古スマートフォン市場は新品に比べて手頃な価格で高性能な製品が手に入ることから多くの消費者にとって魅力的な選択肢となってきています。
この市場の拡大は今後も続くと予想されており、流通量の増加に伴い中古スマートフォンの効率的な在庫管理と在庫確保が重要な課題となっています。
しかし中古スマートフォンを取り扱う際には動作チェックやデータ消去といった作業に細心の注意を払う必要があります。これらのプロセスは専門的な知識と時間を要するため、多くの業者にとって負担となっていました。そこで登場したのが「おまかせ自動買取くん」です。
お客様のスマートフォンからじゃんぱら会員ページにアクセス、会員ページに表示させた申込用QRコードを店頭に設置された「おまかせ自動買取くん」に読み込ませればすぐにスマートフォンの買取査定がスタートします(※2024年8月現在iPhoneのみ対応)。
最短5分で査定金額をご提示、その場でお客様のスマートフォンからお振込み手続きが可能です。
正確な査定を自動で行えないか?AIを活用した自動買取機
「おまかせ自動買取くん」の最大の特徴は、スマートフォンの買取査定をAIを活用し自動化と無人化を実現した点にあります。
従来の手作業で行われてきた査定プロセスをAI技術によって自動化することで、効率的かつ迅速に査定を完了させることが可能になります。また無人化された買取システムにより、お客様は買い替えなどで不要となったスマートフォンを売却することができます。
このシステムを導入することにより、じゃんぱらは在庫を効率的に集めるだけでなくお客様にとっても手間のかからない売却プロセスを目指しています。
そして中古市場のさらなる活性化に寄与し、持続可能な消費社会の実現に協力できればと考えています。
自動買取機を新しいスタンダードに
中古スマートフォン市場の拡大に伴い効率的な買取システムの必要性が高まっています。そこで注目されているのが「おまかせ自動買取くん」です。このシステムは人手不足の問題を解消し、市場の新しいスタンダードを築くために構想されました。
「おまかせ自動買取くん」は複雑なスマートフォンの買取を自動化することで労働力の不足を補い買取プロセスをスムーズにします。AI技術を駆使してスマートフォンの状態を正確に評価し適正な価格で買取ること、さらに継続的な改良を行うことにより、より高度な機能を備えたバージョンへと進化させ中古スマートフォンの流通を促進し、お客様にとっても便利で信頼性の高いサービスを提供することを目指しています。
新型コロナの真っただ中で開発。非対面サービスの重要性が高まる中でプロジェクト始動
「おまかせ自動買取くん」の開発は2021年、新型コロナウイルスが世界中に広がり人々の生活様式が大きく変わる中で始まりました。このパンデミックは多くのビジネスにとってデジタル化と非対面サービスの重要性を浮き彫りにすることとなりました。
そのような状況の中で「おまかせ自動買取くん」は受付から支払いまでを非対面で行える買取システムとして設計されることとなりました。
スマホ買取におけるプライバシー保護とセキュリティの確保。「おまかせ自動買取くん」が実現する自動化と信頼性の両立
サービスを実現するためにはクリアしなければならない課題がいくつもあり、特に以下の項目には大きな努力が払われました。
古物買取時の本人確認
買取店やリサイクルショップに物を売る場合は、本人確認のため運転免許証などの本人確認証の提示が必要となります。
この課題は、じゃんぱら会員サービスとeKYC※を組み合わせることで解決されました。これによりお客様は自身の身元を安全かつ迅速に自宅でも登録できる方法で本人証明ができるようになりました。
※「electronic Know Your Customer」の略称で、オンライン上で本人確認を完結するための技術。
個人情報の確認
個人情報の塊ともいえるスマートフォン。スマートフォンに残された個人情報やアカウント情報がないかどうかの確認は特に重要な項目といえます。
「おまかせ自動買取くん」では、これらの情報がスマートフォンに残っていた場合、アラートを表示しお客様に注意を促します。またデータを消去できないスマートフォンは買取をしない仕組みとなっています。これはお客様のプライバシーを保護し、セキュリティを確保するために不可欠な機能となっています。
査定の自動化
従来、人間の目で行われていたキズなどの状態確認を内部のカメラとAI技術を使用して自動化しました。サービス開始以降もAIの判定結果と人間が査定した結果を比較し、その差を縮めるために継続的な改良が行われています。
これらの技術やアイデアの組み合わせにより「おまかせ自動買取くん」は実現しました。自動で買取を行いながら、お客様の信頼を得るためのセキュリティと正確性を確保しています。
2022年9月にサービス開始。査定精度や本人確認などを改良
サービススタート初期ではAIと人間とでキズの判定結果に差がありましたが、査定件数を重ね、さまざまなパターンをAIに学習させることでその差は徐々に縮まっていきました。
本人確認でも改良が必要となりました。
eKYCの普及はまだ途上にあります。一度登録をしてしまえば便利ですが、慣れていなければ人によっては抵抗があるかもしれません。そこで新型コロナの収束に伴い、対面での本人確認登録ができる機能を追加しました。これにより店舗スタッフのサポートを受けながら簡単に本人確認登録ができるようになりました。一度登録してしまえば、以降は登録情報の更新が無い限り会員アカウントを本人確認証として何度でも利用できます。
また「おまかせ自動買取くん」の受付QRコードの発行を簡略化し、ユーザーがタッチ一つで完了できるようにしました。
操作方法をより直感的かつ理解しやすいものにするため、インターフェースの改良を進めています。
より多くのお客様に愛されるサービスを目指して。設置店舗拡大も計画中
今後も改善に取り組むことにより「おまかせ自動買取くん」はより使いやすく効率的なサービスにしていきたいと考えています。AIの精度向上やユーザー体験の改善はサービスの品質を高め顧客満足度を向上させるために不可欠です。今後も継続的な改良を通じてより多くのお客様に愛されるサービスを目指します。
「おまかせ自動買取くん」は現在じゃんぱら9店舗で稼働しており、今後設置店舗を増やしていく予定です。
将来的にはショッピングモールなど、さまざまな場所に設置し無人買取機としての運用を目指しています。また現在はiPhoneのみの買取となっていますが、Androidスマートフォンも対象にできないか研究をしています。
iPhoneの売却をご検討されておりましたら、ぜひじゃんぱらの「おまかせ自動買取くん」のご利用をご検討ください。
■じゃんぱら おまかせ自動買取のご案内・設置店舗
https://www.janpara.co.jp/contents/jidoukaitori
■じゃんぱら 店頭買取
https://www.janpara.co.jp/contents/tentoukaitori
■じゃんぱら おまかせ宅配買取
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■じゃんぱら 法人買取
https://www.janpara.co.jp/contents/corporation
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