a2network株式会社は、ビジネスを通して社会に貢献したいという想いを込めた当社の信条に基づき、NVNO(仮想移動体通信)事業者として、人々の生活に不可欠な通信サービスを提供しています。
世界158の国と地域で利用可能なモバイルWiFi「スカイベリーⓇ」を2017年9月よりサービス開始し、多くのお客様にご利用頂く中で、「複数カ国で利用できるので国境を意識することなく1台の端末で利用できること」「安定して通信を利用できること」を評価いただいています。
近年、地球環境問題、自然災害による災害、国際紛争の影響で差別や貧困などの問題を改善していくために、SDGsの活動が必要とされています。
そんな中、弊社が提供するサービスを活用しての社会貢献ができないかと考えました。
このストーリーでは、世界中で活動するボランティアの方への通信支援に至るまでの経緯や、実際にどんなことに活用いただいているのか、他方で国内にも目を向け、近年激甚化・頻発かしている災害時に活用できる、通常時からできる非常時の備えの重要性についてお伝えします。
「ひとりからみんなに繋がる」a2network。
当社は、当時まだ日本になかったMVNO事業を実現すべく、2005年にドイツにて設立しました。
21世紀になった当時、国内ではi-mode全盛期、eメールでのコミュニケーションやWebサイト閲覧、ゲームや音楽のダウンロードも携帯電話でできるのが当たり前である一方、海外ではいまだにメッセージですら日本語が使えず、ローマ字でやり取りする状況でした。海外に住む日本人向けに、国内同様に日本語が使え、日本語のコンテンツが楽しめる携帯サービスを実現したい、通信の世界の国境を無くしたい、という想いと、当時の日本ではほとんど知られてなかったMVNOというビジネスモデルを組み合わせ、携帯電話サービス「ベリーモバイル」をスタートさせました。
以来18年の間、いたずらに規模を追い求めずユニークさを競い、生活インフラである通信事業に携わっております。「ひとりからみんなに繋がる」を社名に込め創業時にa2networkと命名されました。「普通」で「当たり前」を理想とし、求められるものを、求められる時に、求められる価格で提供すること、社員がユニークな夢を追いかけ、家族とそして仲間とともに楽しく暮らす生活のプラットフォームを作ることを企業理念としています。
当社は「繋ぐ」をテーマにこれからもこれまでの常識では考えられないことを具現化していきます。
スカイベリーⓇWiFiが問題解決に
いざ、世界中で緊急人道支援や国際協力に取り組むNGOスタッフに通信の支援をしたいと思い立ったものの、「NGOスタッフの方々にWiFiが必要」「海外へ行くときの通信はどうしているのか」確認する必要がありました。
情報を収集するため、 世界中で活動するNGOへ連絡していきました。お話を伺う中で、多くの団体が渡航時に都度WiFiをレンタルしていること、急な派遣の際に手配するのが大変だという課題があることを知り、スカイベリーⓇを貸出することで、問題解決に繋げることができると思いました。
ご縁があり、2021年より、国内外の自然災害による被災者や 紛争による難民・国内避難民に、迅速かつ効果的に日本からの支援を行っているジャパン・プラットフォームの活動を通信面でサポートすることになりました。「スカイベリーⓇWiFi」を無償で貸し出しすることで、支援活動の際の通信問題を解消し、現地で活動をする団体を支援しています。
支援活動中のスカイベリーWiFiの活用
2021年以降、国内外で利用されています。
「ウクライナ人道危機支援」において、現地情勢、被災状況、支援要件の調査のための渡航にご活用頂き、国内では、「2022年静岡県台風15号による被害の支援」「令和6年能登半島地震」において、メールや画像の送信、ウェブ会議の参加、移動中の通信確保などにご利用頂いております。
「令和6年能登半島地震」においては、ジャパン・プラットフォームは、加盟団体とともに、現地の支援ニーズに即した被災者支援活動を行っています。加盟団体の活動や事業の進捗状況を確認するために活動現場を訪問する際にも、現地ではスカイベリーWiFiを活用することで常に連絡の取れる体制を整え、公衆無線LANなどの公開ネットワークを使わずにセキュアな環境で仕事をしています。
ジャパン・プラットフォームの加盟団体のうち、4つの団体にもスカイベリーWiFiをご活用頂いております。現地スタッフのシフト組や管理や、スタッフ間の連絡、情報共有、日報作成、支援活動に必要な情報収SNSでのボランティア募集の呼びかけ等、様々なことにもスカイベリーWiFiを活用しています。
スカイベリーWiFi詳細:https://jp.skyberry.me/
支援活動:https://www.a2network.jp/sdgs/volunteer.php
非常時の備えを通常時から活用しておくことの重要性
昨年は、「関東大震災」からちょうど100年の節目でした。
100年の間に、防災・減災の意識や能力は大きく向上しましたが、一方で近年の自然災害の規模は大きくなったうえ、頻度も高まっています。
弊社は、「スカイベリーⓇWiFi」の他にも今までもMVNOとしての特性を生かし、通信事業大手3社の無線回線に加え、固定オフィス回線として広く利用されている光回線、地上の災害などの影響を受けず、また山間部でも利用できる衛星回線も含めた5回線の冗長化を実現した「スカイベリーproⓇ」を提供しています。
衛星回線は、実際に能登半島地震において広く活用されました。BCPの分野において衛星通信への注目は高まっています。一方で、天候の影響やビルなどの障害物で通信状態が悪くなることや、設置機器や場所が必要なこと、コストの問題もあり、すべての利用者に万能とは言えません。
「スカイベリーpro®」は、ご利用者様の現在の通信環境やご利用用途に応じて、光回線、衛星回線、携帯電話回線を自由に組み合わせて1台で利用することができ、また通信障害時には自動で切替を行うことで、現場での混乱を最小限にします。
BCPの通信対策というと、非常時に活用する機器や回線と考えがちですが、いざというときにすぐに活用できるよう、非常時の備えを通常時から活用しておくことは非常に重要です。緊急時に、新たな機器を使用したり、手動での切り替えなどを行う必要のない「スカイベリーpro®」を通常から活用することで、特別な意識をすることなく「フェーズフリー」な通信を実現できます。
スカイベリーpro詳細:https://skyberrypro.jp/
MVNO事業者だからことできるサービスの提供、支援を今後も引き続き行っていき、a2networkの社名の由来の一つでもある「みんなで協力すること」を常に意識し、実行していくことで持続可能な社会の実現に貢献していきます
【a2network株式会社、会社概要】
■ 会社名 : a2network株式会社
■ 代表者 : 門田 朗人
■ 設 立 : 2005年11月9日
■ 所在地 : 153-0064 東京都目黒区下目黒1丁目8-1 アルコタワー7階
■ URL : https://www.a2network.jp/
■ 事業内容 : 仮想移動体通信事業(MVNO)
仮想移動体通信事業者支援事業(MVNE)
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