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STORY 産業保健をあたりまえのサービスに。“シェアリング”の着想から生まれた『Sanpo保健室』の開発ストーリー

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産業保健をあたりまえのサービスに。“シェアリング”の着想から生まれた『Sanpo保健室』の開発ストーリー

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産業医・保健師の紹介・実働支援からメンタルヘルスケア、職場環境改善の領域まで対応可能な「産業保健トータルサポート」を提供する株式会社エムステージ。

産業保健活動に関する支援をワンストップで提供しているからこそ見えた産業保健の課題。その解決を追求して生まれたサービス『Sanpo保健室』の開発ストーリーをサービス責任者の尾尻了介がお伝えします。



『Sanpo保健室』は、人事労務ご担当者向けの産業保健専門職オンラインシェアリングサービスです。企業の産業保健活動において、雇用コストをかけずに、必要なとき、必要なだけ、専門職のサポートを受けることができます。


産業医、保健師、心理職の専門職チームが対応する11の面談メニューの中から、その時の課題に合わせて「専門職の面談」を選ぶことができます。面談は最短2営業日後に実施することができ、面談後は、その後の対応へのアドバイスを含めた面談報告書を受け取ることができるため、人事労務担当者の課題解決に、スピーディーに専門職の示唆や対応を反映させることが可能です。


「オンライン」「チケット制」という利用のしやすさで、手軽に専門職の面談を受けてもらえる環境を提供するサービスです。


『Sanpo保健室』を発案。産業保健専門職にアクセスしやすい環境作りを

多くの企業の健康経営施策のコンサルティングを担当し、産業保健に携わるなかで見えてきたのは、産業保健環境の整備の不十分さです。日々感じる企業間の取り組みの差や、担当者の業務負担。そのような状況を少しでも改善するため、まずは産業保健サービスの”導入ハードル”を下げることができないかと考えるようになりました。

そこで注目したのが、産業医などの産業保健専門職にアクセスしやすい環境づくりです。

私は、担当者や従業員が産業保健専門職に気軽に相談できる環境をつくることで、現場で起きる様々なことが、スムーズに改善できるのではないかと感じるシーンを多く見てきました。

産業医の選任は、従業員50名以上の事業場では法律で義務付けられています。ですが、限られた稼働時間のなかで「気軽に相談」ということが難しい状況も少なくありません。また、従業員50名未満の企業は、選任が義務ではないため、産業医がいないという企業も多く存在します。


担当者や従業員が、産業保健専門職にもっとアクセスしやすい環境を作りたい、そんな思いから『Sanpo保健室』の開発に至りました。

苦渋の決断でプロジェクトを一時中断、サービス実現を目指し再スタートへ

そのような思いからスタートした『Sanpo保健室』の開発ですが、その過程では様々な乗り越えなければならない壁がありました。

一番の壁は「セキュリティ」です。当初予定していたサービスリリースの1か月前に、「セキュリティの更なる強化」を理由に開発がストップ。ゼロからの再スタートを余儀なくされました。

新しいサービスを早く世の中に届けたいという思いで、チーム一丸となって進めてきた開発だったので、苦渋の決断でした。ですが「早く届けたい」という思いと同じぐらい、「より良いものを届けたい」という思いも強くあります。もう一度サービス内容を見直す良い機会と捉え、チーム全員で気持ちを新たに再スタートしました。

そこから2か月ぐらいかけて、コンセプトからサービスの建付けまで、すべてを見直しました。その甲斐あって、セキュリティ面はもちろん、サービスの完成度もより高い状態でリリースすることが出来たと思っています。

ヒアリングを繰り返す開発過程

開発の過程では、数社の顧客企業様にご協力いただきトライアルを実施しました。

ユーザー視点のサービス検証を行ったり、運営側の業務フローのブラッシュアップを行ったりなど、システムと運営の両面でサービス開発を進めてきました。

『Sanpo保健室』の目的は、企業や従業員が産業保健専門職にアクセスしやすい環境を作ることです。サービス内容が固まるまで、チーム内で何度も議論を重ねました。


例えば、面談設定のしやすさです。面接設定のハードルを下げるためには、申し込み時の入力項目を少なくしたい。一方で、面談を受ける産業保健専門職としては、事前情報が多ければ多いほど、面談の時間をより充実させることができる。面談のクオリティを担保しつつ、企業側の使いやすさを追求することが最も苦労した点です。

また、現場や顧客企業様の声を聞けば聞くほど、つい「あれも、これも」とやりたいことが浮かんでしまいます。そのようなときは、当初の目的に立ち返り、目指すべき方向性がブレないように気を付けていました。最後まで議論になったのは、人事労務業務に関する、企業担当者からの相談メニューの追加です。ニーズは高かったのですが、従業員面談の機能に絞るため、あえて追加を見送りました。



サービス向上を図り、さらなるアップデートが進行中

リリース後の今も、ユーザーからのヒアリングをもとに、メニュー内容の見直しや機能改修を行っています。企業や従業員と産業保健専門職とのやり取りがよりスムーズになるサービスを目指してアップデートを進めています。また今後は、個別の面談内容のフィードバックだけでなく、面談内容から見えてくる職場の課題についても、解決提案していくオプションサービスの準備も進めています。

誰もが等しく産業保健サービスを享受できることを目指して

現在の目標は、『Sanpo保健室』をより多くの企業に利用していただくことです。

“シェアリング”のコンセプトに基づき、スケールメリットが拡大すれば、私たちが解決できることも増えると考えています。また、『Sanpo保健室』の利用は、企業が自社の課題を改めて認識する機会になると考えています。『Sanpo保健室』が、産業保健体制の改善のキッカケになってくれるのではないでしょうか。


『Sanpo保健室』をキッカケに、各企業の課題に応じた体制を整えていく。それは、当社が提供する、企業の課題に応じて総合的な産業保健支援を行う『産業保健トータルサポート』にも通じる部分があります。


最終的な目標は、『Sanpo保健室』というサービスを通じて、産業保健専門職と気軽にやり取りすることが、普通であり、あたりまえにすることです。『Sanpo保健室』を通じて、誰もが等しく産業保健のサービスを享受できる世界にしていきたいと思っています。


【Sanpo保健室】https://bit.ly/4caZcAH

【エムステージ産業保健トータルサポート】https://bit.ly/4bNjFvE

株式会社エムステージは産業医・保健師のご紹介から実働支援、休職者へのリワークプログラムの提供など、労働者が健康で安心して働ける職場環境の実現のための『産業保健トータルサポート』を提供しています。





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