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STORY 「IT業界のゲームチェンジャーになる」ヘキサベース、エンジニア出身起業家が実現させたクラウド型プラットフォーム開発秘話とこれからの展望とは

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「IT業界のゲームチェンジャーになる」ヘキサベース、エンジニア出身起業家が実現させたクラウド型プラットフォーム開発秘話とこれからの展望とは

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モダンなWebシステム開発を加速させるスケーラブルな開発プラットフォーム「Hexabase」を提供し、新たな事業機会の創出を支援する株式会社ヘキサベース(本社:東京都千代田区神田須田町、代表取締役CEO:岩崎英俊)は、2024年1月、シリーズBで総額7.2億円の資金調達を実施を発表いたしました。


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2022年米OpenAI社が一般公開した「ChatGPT」の台頭で一大ムーブメントとなり、今なお尋常ではないスピードで進化し続けている“生成AI”。毎日のように生成AI新サービスの情報が発表され、乗り遅れたくはないけれど、もはや何を見てサービスを選べばよいのか分からない、取捨選択が追い付かない‥‥というのが、本音に近いところではないでしょうか。



ただでさえビジネス課題は山積み。

ややこしいことは誰かに任せて、いま自分が抱えていることに集中したい。

できることなら、素早く、シンプルに。



平たく言うと、ヘキサベースは、この “誰か” になりえる会社です。




このストーリーでは、

いまうねりをあげて大きな転換点を迎えようとしているIT業界、ひいては私たちの生活に変革をもたらすIT技術が日ごとに進化を遂げる中で、マルチテナント開発プラットフォーム「Hexabase」の提供を軸に、競争領域のデジタル化を加速するDX推進支援新規事業開発伴走支援などを行う「ヘキサベース」とは一体どのような会社なのか、今までの歩みとこれから―そして次のフェーズへのグロースを目指す我々の代表・岩崎英俊の思いについて綴ります。



1. 世界基準のエンジニア・ポール氏との出会い、起業へ

2.グローバル人材が集結。窮地を乗り越えサービス化

3.企業課題を解決する開発プラットフォーム「Hexabase」

4.「IT業界のゲームチェンジャーになる」更なる進化へ


1. 世界基準のエンジニア・ポール氏との出会い、起業へ


IT業界で20年。システム開発、事業開発に携わり、その後も数多くのスタートアップや新規事業の立ち上げを技術支援してきたバリバリのエンジニアとしてのキャリアをもつ岩崎には、開発者だからこそ身をもって実感してきたこと、いまも挑み続ける課題がありました。



「企業向けシステムは古臭く、使いにくいのに高すぎる。

一方でコンシューマー向けソフトウェアは素晴らしいUXを安価に利用できる。」

代表取締役CEO:岩崎英俊


様々なフェーズにある企業の開発に携わる中で、企業向け、コンシューマー向け、この両極にはあまりにギャップがありました。

企業向けのシステムの開発現場では、利用者側の要求に対して費用対効果が合わない、技術や開発手法の変遷に自社のエンジニアがついていけない等の理由から、プロジェクトが滞ることが頻発します。そんな中、やっとの思いで数年越しで完成に至ったシステムも、フタを開けてみると煩雑で使いにくい…。

このように予算と時間を注ぎ込んだはずのDXの現場は、当初の計画を達成できないプロジェクトが多く、年々悪化の一途を辿っているという現状がありました。


日本がIT後進国と云われる所以は、日本の企業文化、高度なITスキルを持つ人材の不足、デジタルインフラの遅れ等様々な要因がありますが、このギャップへの違和感を持ち続ける中、岩崎はあるプロジェクトでのちにCTOとなるエンジニア、フィリピン出身のポール氏と出会います。


「『使いにくい企業システム』をモダン化したい」

岩崎(左)とポール(右)


国籍、年齢は違えど、エンジニアとしてすこぶる優秀、柔らかな人柄で思いもよらないアイディアを次々と繰り出すポールと意気投合。様々な会話をする中で、彼が岩崎の最大の課題であった「スケーラビリティに関する技術的知見」を持つ人物であると確信します。新規事業として、二人でなら日本では未だ無いチャレンジができるかもしれない––新規事業として国産のプラットフォームシステムを作ろう、と起業を決意したことがはじまりでした。

2.グローバル人材が集結。窮地を乗り越えサービス化

目指す開発システムのビジョンはあるものの、その道のりは困難を極めました。システム開発と並行してやらねばならない、資金調達、マーケティングといったエンジニア以外の業務でも様々な壁が立ち塞がりました。

起業から半年くらい経った夏のある日、出社した岩崎は「あぁ終わったな」と独り言が口をついて出てしまった…。その後も追い込まれることは何度もありましたが、あの初めて窮地に立たされながらも、なんとか踏ん張った時期―この日のことは、今でも忘れられないのだとか。


「Hexabase」として最低限の機能を実装するまで、長く辛い時期が続きます。

ベースラインが仕上がり形になったとしても、お客様になかなか評価いただけない。そんなもどかしさと悔しさを抱えながら、こんなことをやりたい、作りたいとポールと2人で机を並べて議論し、コードを書き、片手でお弁当を食べたり夢を膨らませながら夢中で走り続けました。


そして、起業から約4年。

「Hexabase」としてシステムの裏側で頻繁に利用される機能を共通の”クラウドネイティブ”なインフラ環境へ集約し、サービス化に漕ぎつけました。


この頃には、グローバルで 高い技術力と顧客対応力を強みとする少数精鋭のチームが出来上がりました。立ち上げ当初から、サービス、目指す方向は世界基準。自然と日本のみならずグローバルな人材が集まりました。各々がありのままの個性や才能を発揮できる土壌でスキルを持ちより助け合う、一人では越えられない壁をみんなで乗り越える。この多様性のバリューを大切にしながらヘキサベースは動き出します。

3.企業課題を解決する開発プラットフォーム「Hexabase」とは

「Hexabase」のネーミングの由来は、バックエンドの「マイクロサービス」と呼ばれるサーバー群の集合が蜂の巣のような六角形の集合で表現されることから名付けられました。バックエンドの開発を簡素化し、モダンなWebシステム開発を加速させるクラウド型開発プラットフォーム


ここでは詳細な説明はコチラに預けますが、「Hexabase」でシステムを開発・利用することで、企業は個別のユーザーニーズに自由に対応できるUI/UX開発に注力でき、継続的な改善、ビジネス要件に合わせて自在にスケールアップするシステムを実現できます。さらに、あらゆるシステムの基盤を提供できるので組み合わせ方次第でコスト削減、とにかく早く検証成果を上げることができるようになる。

ヘキサベースは、新規事業を開発したい/既存のシステムをより良くしたいといったニーズにコミットし課題解決を支える、縁の下の力持ち的な存在になりえるのです。


4.「IT業界のゲームチェンジャーになる」、更なる進化へ

ヘキサベースは2024年、次のフェーズに突入しました。


冒頭に触れたシリーズBでの資金調達、新たにフィリピン拠点を設け組織を拡大、生成AIを利用したアプリテンプレの無料配布、パートナー企業様と温め開発を重ねてきたサービスが続々リリース予定、そしてさらに大きな発表も控えています。


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「IT業界のゲームチェンジャーになる」


そんな未来を思い描きながら、システム開発に関わるすべての人へ成功体験を届けるべく、ヘキサベースは更なる進化を遂げるためギアをあげて加速していきます。

ご期待ください!!




■ エンジニアを中心とした組織体制強化中。ご応募お待ちしています!

『チームとメンバーの多様性を尊重する』ーこれは、創業当初から私たちがずっと大切にしているバリューです。ヘキサベースは、日本をはじめ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、アメリカなど、国籍や居住エリアにとらわれず、様々なタイムゾーンで活動するグローバルなチームで、生産性を高め、最大限のアウトプットを出すための働き方をデザインできます。

私たちと一緒に、ITの力で未来をつくりましょう!


〈現在募集中のポジション〉

PM、セールス、フルスタックエンジニア、プロンプトエンジニア

募集ポジション詳細ページ:https://herp.careers/v1/hexabase


働き方を自由にデザインできる、『スーパーフレックス』を採用

ワークライフバランスの向上、生産性の向上を目指し、ファミリーファーストな働き方を実践するヘキサベースでは、コアタイムがない、スーパーフレックスを採用し、子育てや介護などの両立を実現しやすく、メンバーそれぞれのライフフェーズに合わせ、働き方を自由にデザインすることが可能です。また、一般的に有給休暇は入社半年後から適用がされますが、ヘキサベースでは入社直後からご利用いただけるウェルカム休暇を5日間付与しています。


■ 競争領域でのデジタル化を加速、圧倒的なスピード感でコミットする

「Hexabase」は、システム開発の低コスト化・短納期化を実現してきましたが、柔軟な操作性が求められるUI/UX部分はスクラッチ開発で構築可能です。プロダクト/サービスをプロトタイプとして素早く市場へ送り出すことにより、仮説検証・判断のサイクルを格段に加速させ、喫緊の課題として挙げられるDX推進にコミットします。


■ システム開発のスピードを1/3に短縮する開発プラットフォームHexabase

Hexabaseは、モダンなWebシステム開発を加速させるクラウド型開発プラットフォームです。Kubernetes上に構築した独自のマイクロサービス基盤を用いて、企業業務システムやビジネスの開発で必要となるデータベースやユーザー管理・ワークフローなどのバックエンド機能をクラウドサービスとして提供します。

平均稼働率:99.99%以上

KubernetesのアクティブなPod数:650超

APIの平均応答時間:100ms以下

稼働中のデータベース数:3610超

Hexabaseを活用することでシステムを開発・利用する企業は、個別のユーザーニーズに自由に対応できるUI/UX開発に注力できます。また継続的な改善、ビジネス要件に合わせて自在にスケールアップするシステムを実現できます。

https://hexabase.com/product/



■ 会社概要

会社名: 株式会社 Hexabase

英語名: Hexabase, Inc.

代表者: 岩﨑 英俊

設立: 2016 年 1 月

所在地: 〒 101-0041 東京都千代田区神田須田町2-23-1天翔秋葉原万世橋ビル1003

業務内容: クラウド型開発プラットフォーム「Hexabase」の開発・運用

WEBサイト: https://www.hexabase.com/

X:https://twitter.com/hexabase_jp

Facebook:https://www.facebook.com/hexabaseinc

Github:https://github.com/hexabase





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