SurpassOne株式会社は、IT/AIシステムの受託開発や自社サービスの開発・運用を手がけています。その中の自社サービスでは、ChatGPTと自動生成AIを用いた学習サービス「SurpassOne」を法人様向けに提供しています。 初期段階ではCtoCプラットフォームとして資格試験や自己啓発に向けた問題集を販売しており、AI開発により問題自動生成を実現し、名前を冠したChatGPTとの連携により質の高い問題集を公開しました。周辺調査や代表の経験を活かして、法人様向けの教材作成の課題を見据え、SurpassOneの活用で学習と業務生産性の向上を促進します。e-learningをはじめ市場競争が厳しい一方、私たちはパーソナライズされたシステムの開発に着目しました。また、API連携により既存システムとの統合を実現し、新たなシステム導入の際の負担を軽減します。これにより、法人様向けSurpassOneの展開で業務生産性と学習能力の向上を同時に実現したいと考えています。
このストーリーでは学習サービスSurpassOneを立ち上げた経緯と法人様向けの提供のきっかけ、当事者の想いについてお伝えします。
自社サービス「SurpassOne(サーパスワン)」は問題集をChatGPTと自動生成AIによって作成・販売・購入できる学習サービスとして法人様に向けてご提供しております。
人生の学びを通して個人が自由に輝ける世界を目指して
弊社創業のきっかけは「人生は学び」と感じたからです。日々の何気ない生活の中で、人は学習し、改善を繰り返していきます。昨今の生き方が多様化しているなかで、人生の学びを通して個々人が自由に輝ける世界を目指していけたらと考えました。そのためには実践的知性を高め、成長していくことが大きなカギです。会社を設立し、まだ3年と間もないですが、それらを手助けできるようなサービスを手がけていきたいです。
サービスの初期段階は資格試験や自己啓発などの問題集を販売・購入できるCtoCプラットフォームとして立ち上げ、現在継続中です。これは弊社の企業理念である「個人が自由に輝ける世界へ」に基づき、個人それぞれが様々な分野で成長・活躍できる社会にしていきたいという想いから開始しています。当初は「問題文・選択肢・解説を何十問も作るのが大変。」という意見もありました。しかし、AIシステム開発を行っている弊社だからこそできる「自動生成AI」の開発により、適切な問題を自動で作成できるようになりました。
こうして弊社初の新規事業ということもあり、株式会社化する際に「SurpassOne」と名付けるほど思い入れの強い事業となりました。
社員教育の教材作成が負担になっているという声が開発のきっかけに
その後、問題自動生成AIとChatGPTの連携により、作業負担を軽減すると同時に、質の高い問題集を公開できるようになりました。そんな時、法人様などでの社員教育の教材作成を負担に感じるというお話を耳にしました。代表自身、法人向けのエンジニア研修やIT/AI研修などの経験があり、教材作成にかかる手間などを日々痛感してしていたようです。
そこで、法人様にもSurpassOneをご利用いただくことで学習の向上だけではなく、業務生産性にも貢献できればと思い、打ち出すことに決めました。
パーソナライズと既存システムの連携で小規模だからこそできる独自のサービスを開発
しかし、法人様向けを展開するにあたって既存サービスとの差別化に難航しました。法人様では研修時には問題集だけではなく、テキストや進捗状況、テスト機能などの機能が必要になることが予想されます。これまでの問題集の作成だけでは社員教育には不足する点が多いと感じました。更に、たくさんのe-learningシステムと、直接ではないものの少なからず競合することになり得ます。充実した内容のe-leraningや精度の高いChatGPTを導入しているサービスなどボリュームと質の高いe-learningシステムは溢れるほど存在します。弊社のような少人数体制では太刀打ちは困難です。
ゆえに、逆転の発想で、小規模だからこそできるサービスをと2つの視点から考えました。
まずはパーソナライズされていることです。e-learningのようなシステムを導入すると、セット価格で販売されていることが多いのではないでしょうか。しかし、セット販売では使用しない機能が入っていたり、逆に後に必要とする機能が実は入っていなかったということが起こり得ます。企業様によって研修内容や学習方法が異なるので当然のことでしょう。弊社ではセット販売をせず、法人様からのヒアリングによってパーソナライズされたシステムを開発いたします。導入までに多少の時間はかかりますが、法人様が求める機能や内容にピッタリと当てはまるシステムによって、効率的に社員研修のパフォーマンスが向上できればと考えました。
2つ目は既存のシステムと連携できることです。一つ目のように、既にシステムを導入しているけれど、機能が不足している、という課題があるかもしれません。今更新しいシステムを入れるのは費用がかかるし、使用感も一から覚えなければいけないという問題点も起こり得ます。そのような時は、API連携で弊社のシステムと法人様の既存システムを繋げて利用いただくことが可能です。一から新しいシステムの使い方を習得しなければいけない、というストレスもありませんし、必要な機能だけを後から追加できる安心感もあります。
既存のサービスに導入する機能の一例として学習者の苦手分野に合わせた教材を自動で抽出することができる機能や学習者自身で学びたいトピックを決め、それに合わせて教材を作成・利用できる機能などがあります。デザインに関しては見やすさ・使いやすさを重視したシンプルなデザインをベースに、企業様のイメージに合わせたコンテンツの提供を行っております。
このようにパーソナライズした法人様向けSurpassOneを展開することで、業務の生産性向上はもちろんのこと、社員の学習能力の向上や成長に貢献させていただければと考えております。
現段階で既に複数の法人様にご興味を持っていただき、試験利用を開始している法人様もいらっしゃいます。実際に海外の日本語教育での利用や医療業界、学習塾など幅広い分野で活用できることが期待できます。
しかし、弊社の教育や学習に関する知見がまだまだ浅いため、法人様とお話しさせていただく中でSurpassOneのアップデートを繰り返し、「人生の学び」の一部をサポートしていければ幸いです。
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