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STORY 従来のWEB接客とは異なるビデオ接客ツール「Remotewell」の強みとは?

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従来のWEB接客とは異なるビデオ接客ツール「Remotewell」の強みとは?

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リモートウェル株式会社は、2021年6月2日に設立された、ビデオ接客ツール「Remotewell」を提供する会社です。



Remotewellは、ログインやアプリのインストールを必要としないビデオ接客ツール。QRコードの読み込みのみで、オンラインでの動画・音声通話を可能とします。「誰でも簡単にすぐ繋がる」をコンセプトに開発されたRemotewellは、老若男女問わず手軽にビデオ通話を開始できる利便性が高く評価され、BtoCのカスタマーサービスや自治体の問い合わせ窓口など、一対一の接客が必要なシーンで活躍を広げています。


コロナ禍の影響により広がりを見せたビデオ通話は、今やビジネスシーンのみならず日常生活にも浸透しています。同じ場所にいなくても濃密なコミュニケーションが可能となるビデオ通話がもたらす恩恵は大きい一方、導入までには一定のハードルがあり、誰でも気軽に利用できるとはいえないのが現状です。


そうしたビデオ通話の利用のしにくさに対し、QRコードの読み込みによる即時通話開始というひとつの回答を導き出したのがRemotewellです。スマートフォンひとつあれば誰でも通話を開始できるだけでなく、AIによる会話データ分析で健康改善へのアプローチに挑戦するRemotewellは、従来のビデオ通話ツールにはない大きな可能性を秘めています。


Remotewellが実現する簡便なビデオ通話とAI分析は、ビジネスにどのような影響を与えるのでしょうか。Remotewellが現実のビジネスに与えるインパクトと、目指すべきオンラインコミュニケーションの在り方について、リモートウェル株式会社代表取締役社長・澤孟澄がお話しします。



煩雑なWebRTCの世界に一石を投じるRemotewell

2020年初頭の新型コロナウイルスの爆発的なまん延を受け、直接ふれ合えない人と人とを結びつけるオンラインコミュニケーションが急速に発達しました。オンライン上でリアルタイムのコミュニケーションを行うWebRTC(Web Real-Time Communicationの略)の領域では、ZoomやGoogle meet、Microsoft Teamsなど多くのビデオ通話ツールが誕生し、離れた人同士を結びつける役割を果たしています。


一方で、そうしたビデオ通話ツールの多くはアプリのインストールやミーティングコードの共有など、利用に一手間かかる仕様であるのが一般的です。スマートフォンの普及が進み、デジタルの概念が広く浸透している時代ではありますが、すべての人が誰とでも簡単につながれる環境とはまだまだ言えないのではないか。そうしたビデオ通話の利便性の問題に一石を投じるのが「Remotewell」というサービスです。


QRコードひとつで始まるビデオ通話。誰もがスマホひとつで気軽につながれる

Remotewellは「誰でも簡単にすぐ繋がる」をコンセプトとしたビデオ接客ツールです。利用開始にはアプリのインストールやミーティングコードを都度発行する必要はありません。事前に用意されたQRコードをスマートフォンで読み込めば、ブラウザが起動し即座にオンライン通話がスタートします。利用者は特別な用意をする必要なく、いつでもビデオ通話を始められるのがRemotewellの特長です。


QRコードの読み込みだけで通話を開始できるという簡便性は、従来のビデオ通話ツールにはありませんでした。Remotewellは現在、携帯ショップや保険の代理店、不動産会社といったカスタマー向けビジネスで多く活用していただいています。これらのサービスの共通点は実店舗を持っているという点。お客様は店舗に赴き、スタッフと直接話をすることでお客様が抱える課題を解決します。しかし実店舗のスタッフの人数は限られており、時にはお客様を待たせてしまうこともあるでしょう。そうした店舗窓口で吸収しきれないお問い合わせをRemotewellのビデオ通話で対応することにより、スムーズな接客に繋げることができます。また、短時間で解決するお問い合わせへの回答は、実店舗対応を通さずに解決できるだけでなく、お客様の課題をより明確化した上で実店舗対応へエスカレーションすることも可能となるでしょう。


また、Remotewellを導入していただいたある製薬会社様では、置き薬を入れる薬箱にQRコードを貼り、お客様との定期的なコミュニケーションを行っています。置き薬というビジネスモデルは、お客様が薬を使わなければ会社と接触する理由がありません。そのためなかなかお客様との関係が深まらないという悩みがありましたが、Remotewellの導入によりコミュニケーションが容易となったことで、健康面での相談や置き薬のニーズ把握といったビジネスチャンスの拡大に繋がっています。


Remotewellが持つもうひとつの機能が「通話の時間売り」。指定した時間のビデオ通話に価格を設定できるという機能です。専門家による有料相談やタレントのファンミーティングといったシーンで活用されており、小規模ビジネスのマネタイズに大きく貢献しています。同様に課金機能を持つスマホアプリはいくつもありますが、Remotewellは一対一でのコミュニケーションに特化。また決済に既存のプラットフォームを通さないフローにより、タレントの収入を増やせる点もRemotewellの大きなメリットです。


誰とでも手軽に、好きな形でつながれるRemotewellは、ビデオ通話ツールの枠に収まらない「ビデオ接客ツール」として、多種多様なビジネス現場の濃密なコミュニケーションを実現しています。



AI解析でコンディション変化を検知。高いウェルネスの実現に貢献する

ビデオ接客ツールとして誕生したRemotewellは、現在“コミュニケーションデータのAI解析による健康貢献”という新しい領域に手を広げようとしています。


オンラインコミュニケーションが発達したことで、従来は必須だと思われていた出勤が不要となり、各々が自宅やコワーキングスペースなど、自由な環境で働けるようになりました。自由度の高い働き方により多くのビジネスパーソンがストレスから解放された一方、毎日顔を合わせていたからこそ可能だったスタッフの健康管理が非常に困難となっています。一説によれば、日本国内におけるうつ病患者はコロナ禍以前の2倍以上に増加。企業が抱える新たな課題として解決策が模索されています。


Remotewellでは、ビデオ通話中のコミュニケーションで表面化する動きの違いから、心身のコンディションを判定するAI解析を行う機能を実現しました。RemotewellにおけるAI解析は、大きく2つに分類されます。

ひとつが「リアルタイム解析」。利用者がビデオ通話中に見せる表情の動き、声色の変化、視線移動、声のトーンなど、あらゆるデータをAIで解析し、コンディションを判断します。画面の向こう側にいる相手の不調に、誰もが気がつけるとは限りません。また、時には本人も気がつかないうちに不調を抱え、大きな問題の予兆が表面化している場合もあるでしょう。Remotewellではそうした変化をAIが察知し、一定の判断でアラートを出せるようにします。


もうひとつが「レポーティング」です。リアルタイム解析により生まれたデータはRemotewell上に保存され、社員ごとの解析データが蓄積されていきます。一回、二回の解析ではアラートの対象とならなかった小さな変化は、大きな不調や重病の前触れであるかもしれません。そこでRemotewellは、利用者の状態を定点観測し、細かな変化を長期に渡り解析できるようにします。解析結果は数値として表れるため、自分でも気がつかない変化を客観的な視点で把握が可能です。


Remotewellが目指すのは、日本中の企業による健康経営の実現。ひいては日本国民が幸福を実現できる健康状態の実現です。リモートワークにより生産性が向上した一方、心身の不調を訴えにくい環境が生まれつつあります。誰かに相談したいけれどできない。「大丈夫?調子悪くない?」と聞けるきっかけがない。お互いの変化を察知しにくい環境を少しでも良い方向に進めるためは、技術によるサポートが必要です。


Remotewellは誰でも利用できるビデオ接客ツールの枠を越え、利用者の心身の健康の実現、高いウェルネスを実現するツールです。Remotewellを通じて重ねられたコミュニケーションは、きっと多くの方の健康リスク回避に繋がり、幸せな時間を育んでくれるでしょう。私たちはこれからもRemotewellを通じ、誰もが夢に向かえる世界を目指していきます。






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