現行で販売されている携帯用全周囲カメラは、セルフィーを想定していない場合が多い。たとえば、それを手に持って撮影しても肝心の撮影者がどう映っているのか、ということがその場では判断しづらい。
クラウドファンディング「Indiegogo」に登場した「Pilot Era」は、製品本体に液晶画面を設けることでそれを解決している。あらゆる用途で使うことができるスタンドアローン型カメラとして、大いに注目を集めているようだ。
・4Kライブストリーミングも!
Pilot Eraは四角柱型で、一見すれば無骨とも思えるデザイン。しかし4つの面にそれぞれカメラレンズが搭載され、4K及び8K動画を撮影することができる。先述の通り、この製品自体に液晶画面が付与されている。たとえばPilot Eraを三脚で立てて、その場でタッチパネル操作をしてセルフィー動画を撮影する、ということも容易に実行できるのだ。
ライブストリーミングは4K対応。ファッションショーの会場にこのPilot Eraを持ち込んでライブ配信したという試みも、既に行われているようだ。
GPS機能も搭載されているから、自前のストリートビューを作成することも可能。また、ドローンに装着して空撮に用いることもできる。
・4G接続にも対応
スマートフォンとの連動を必ずしも必要とせず、いざとなれば終始単独で動画を配信できるPilot Era。Wi-Fiだけでなく、4G回線で接続することもできる。Pilot Eraは現在、Indiegogoで1999ドル(約22万円)からの出資枠を設けている。配送は今年6月から。
Indiegogo