しかし、今はどうだろうか。スペックはそのままに、数kgの物体がそのまま小型化してしまった。ここで紹介する「ROGY」も、全周囲カメラの小型化を象徴するような製品である。
・8K動画を気軽に配信
片手で持って扱えるサイズのROGY。先述の通り、6つのカメラレンズと4つのマイクを備えている。VR用の動画を撮影するにもこのROGYは最適だ。そして、ROGYは8K動画にも対応する。ボタンひとつでFacebook、Instagram、YouTube等にシェアすることができる。全周囲ライブ動画も気軽に配信できるということだ。
3D防振機能も備え、手ブレ対策も抜かりない。専用アプリを使い、動画を即座に編集することもできる。特殊な編集ソフトは必要ないようだ。
フォーマットは静止画はJPEG、動画はMP4。この製品自体がWi-Fiと接続できるようで、いざとなればPCを介さない動画配信も実行できる。
・日本へも配送
これだけの性能を持った全周囲カメラが、片手サイズになったことは特筆に値する。ROGYはクラウドファンディング「Kickstarter」で出資を募っている最中で、価格は499ドル(約5万4700円)から。日本への配送にも対応し、手数料はかからないようだ。配送開始は9月を予定している。
Kickstarter