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自動車製造業の収益を劇的に改善!?世界初の3Dプリントハイパーカー、「blade」に期待

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ロサンゼルスを拠点とするスタートアップDivergent 3Dが、世界初の3Dプリントハイパーカーを発表。航空宇宙産業の技術を駆使し、炭素繊維とアルミニウム合金素材で構成された720ブレーキ馬力車両の開発に成功した。

・工具不要で組み立て数分

「blade」は完全に合法的な4輪駆動車で、重量はわずか102ポンド(約46キログラム)。流麗なデザインはジェット機にインスパイアされたもの。製造工程はシンプルで3Dプリントされたアルミニウムジョイントを中心に、カーボンファイバーチューブでつなぎ合わせる。組み立ては数分で完了。高価な工具や余分な材料は一切いらない。製造コストの削減はもちろん、環境保護も期待できる。

Divergent 3D社は香港の億万長者リカシングのサポートを受け、6500万ドル(約71億円)の資金を調達。自動車生産のコストと環境への影響を劇的に削減する自動車部品工場を立ち上げた。2015年に3Dプリント製造方法を考案。同時に「blade」のプロトタイプを発表している。

・軽量・高性能・安全な自動車製造を実現

同社が作成した新しいアーキテクチャはスペースフレームを大幅に軽量化するとともに、高性能で安全、低コストの車両構造を実現する。自動車のみならず、航空宇宙その他幅広いジャンルに適用可能なため、製造業の収益とキャッシュフローを劇的に改善すると予測される。

車両の市場販売は未定。問い合わせはホームページで受け付けている。

Divergent 3D

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