その女神像の観光を家にいながらして楽しめるアプリがある。その名も「Statue of Liberty」。1916年に公開禁止となったトーチからの眺めもARで楽しめるなど充実の内容となっている。
・100年ぶりの“公開”
台座も含め、高さ93メートルもある女神像だが、中に入って女神の王冠部分までのぼることができる。しかし、意外と知られていないのが、昔はトーチ部分にもアクセスできたこと。残念ながら1916年に公開は禁止された。
そのトーチ部分からの眺めを、一般にも提供しているのがこのアプリの売り。リバティ島はもちろん、マンハッタンや湾を一望できる。約100年間少なくとも一般人は見ることができなかったレアな展望だ。
・歴史もビジュアルに
そのほかにも、このアプリでは女神の内部の構造や建築のプロセス、設置に至るまでの歴史なども豊富な映像で紹介。女神の外観の変化を時代ごとに表示する、タイムマシーン的な機能もある。
加えて、女神の冠部分からみたマンハッタンの眺めの、過去200年の変化をタイムラプスで見られるのも貴重だ。
ニューヨークに行く予定はないけれど女神像を見てみたいという人が楽しめるのはもちろん、これから訪れる人も予備学習できるこのアプリ(英語)は無料でダウンロードできる。
Statue of Liberty/App Store
(文・Mizoguchi)