Lenovoは米国フロリダで開催中のイベントAccelerateで、折りたたみディスプレイを搭載したラップトップ形状の端末を発表した。来年の発売を想定している。
・ミニラップトップにも
この新手の端末にはまだ名称がなく、フォーダブルラップトップPCとして位置付けていいものかは不明だ。しかし、少なくともラップトップPCのようにスクリーンを見ながら入力などの作業ができる。
通常のラップトップPCではキーボードがくる部分にもディスプレイが広がっているのがこの新端末の特徴。ディスプレイは13.3インチでLG製だ。
ディスプレイをフルに使って、外付けキーボードで入力するなどすれば通常のラップトップのように使える。あるいは、ディスプレイをハーフスクリーンにし、残り半分にソフトキーボードを表示すればミニラップトップになる。
・スタイラス対応
端末のスクリーンはスタイラスに対応し、サイドにUSB-Cポートを備えている。しかかし、まだ開発中だけあって、そのほかのスペックは明らかになっていない。当然、発売日や価格なども未定だ。
フォーダブルは今後のキーワードとなりそうな勢いだが、やはり気になるのはきちんとした性能や耐久性を確保できるかだろう。Samsungのフォーダブルスマホの発売が後ろ倒しになっている現状を鑑みれば、LenovoやLenovoに続くメーカーも慎重に展開することが予想されそうだ。
Lenovo
(文・Mizoguchi)