たとえば、スマートウォッチのナビゲーション機能は自転車で走行している際にも活用できる。しかしスマートウォッチを腕にはめた状態では、なかなか見づらいだろう。
そこで開発されたのが「Wraapit」。棒状のものであれば、あらゆる場所に設置できる製品である。
・あらゆる場所に巻き付け可能
Wraapitのベルトは、スナップ動作で腕に巻き付ける方式のもの。開発者は「スナップラップバンド」と呼んでいる。
即座に腕にはめることができる仕組みだが、これは自転車のハンドルでも構わない。また、長袖の上から巻き付けることができる点も見逃せない。
Wraapitは着信通知、音楽操作、速度計、高度計、走行距離、そして位置情報などをナビゲーションしてくれる。PR動画では、自動車のハンドルに設置しているシーンも登場する。
アウトドアでの利用を想定していて、Wraapitは-20度の環境下でも動作可能。耐久性は申し分ないだろう。なお、通常使用でのバッテリー持続時間は1週間以上とのこと。スリーブモードでは30日以上の電力を確保している。
・日本へも配送
Wraapitは現在クラウドファンディング「Kickstarter」で出資を募っている。価格は69ポンド(約9800円)から。
嬉しいことに、日本への配送にも対応している。この場合は8ポンド(約1140円)の手数料が加算される。配送は11月から。
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