Wi-Fi内蔵のセンサーで、いわば“植物の声を聞き取る”ために、適切な水遣り、温度管理など、植物の生長に関わるさまざまな機能が搭載されている。これには、スマートフォン用の無料専用アプリが用意されていて、センサーから送られてきたデータをクラウド上に保存し、いつでもどこでもスマートフォンからこれまでの履歴を閲覧したり、センサーから発信される情報を受け取ることができる。
まず、ユーザーはセンサーを植物に設置し、しばらく植物を取り巻く環境を学習させる必要がある。すると、科学的なケアモデルに基づきながら、「Koubachi」が適切なアドバイスをしてくれるようになる。
この「Koubachi」には、土の湿度を計測する高度なセンサーがあり、これが植物にとって欠かせない、水が必要なタイミングを計る。
また、植物を常にモニターし、温度の変化を計測。もし、植物にとって暖かすぎる、あるいは寒すぎる場合には、アラートが送られ、ユーザーに知らせるようになっている。
植物には、光も生長に欠かせない要素だが、植物に当たっている光の強さを観測する。光が足りないと判定されたなら、もっと日当たりのよい他の場所に移動させよう。
「Koubachi」には“屋内用センサー”と、防水仕様の“屋外用センサー”の2タイプが用意されていて、用途によって使い分けられるほか、1つのセンサーでたくさんの植物に対応できる点もメリットだ。屋内用が89ユーロ、屋外用が119ユーロで販売中。
Koubachi