しかし今回紹介する「Xtracycle RFA」はこれまでにない伸縮タイプ。通常サイズの街乗り自転車として使ったり、フレームをのばしてカーゴバイクとして使ったりできる。
・ニーズに合わせて長さ調整
たくさん荷物を積んだり、後部にチャイルドシートを設置したりできるカーゴバイクは便利だ。しかも電動アシストがあると楽にこげる。
ただ難点もある。街乗り時には長い車体が邪魔になることだ。かといって、街乗り用とカーゴ用の2タイプを買いそろえるというわけにもいかない。そこで米国の自転車メーカーが考案したのが、フレームを伸ばしたり縮めたりできるXtracycle RFAだ。
自分で長さを調整できるので、普段は“ショートモード”にしておいて、週末に子供と一緒に遠出をするときは“ロングモード”にするという使い方ができる。
・航続距離は64〜72キロ
Xtracycle RFAは電動なのでモーターを備えていて、時速32キロまでと、時速45キロまでをアシストする2タイプが用意されている。また、バッテリーも400Whと500Whから選ぶことができる。
ちなみに、バッテリー400Whの航続距離は64キロ、500Whだと72キロとなっている。
価格は400Whバッテリー搭載タイプが3997ドル(約44万円)で、同社サイトですでにプレオーダーの受け付けが始まっている。なかなかの値段だが、車やバイクの代わりと考えれば選択肢となるのかもしれない。
Xtracycle
(文・Mizoguchi)