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トラックを路面電車のように走らせる「eハイウェイ」、ドイツで実験始まる

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環境に負担をかけない形でトラックを走らせようとする新たな試みがこのほどドイツで始まった。

路面電車のように架線が配備された高速道路「eハイウェイ」をハイブリッドのトラックが給電されながら走るというものだ。

・路面電車のトラック版


eハイウェイが設置されたのはドイツのフランクフルトとダルムシュタット間。既存の高速道路に、10キロにわたって架線が敷かれた専用レーンが設けられた。

eハイウェイではトラックはパンタグラフで頭上のケーブルから給電される。つまり、路面電車のトラック版だ。

・普通道路はバッテリーで走行


ただ、路面電車と違ってこのトラックは電気とディーゼルのハイブリッド。eハイウェイでは給電されながら走りつつトラック搭載のバッテリーを充電し、普通の道路はバッテリーで走行する。

回生ブレーキシステムを搭載しているのでエネルギー効率は高いが、それでもバッテリーがなくなったらトラックは最終的にディーゼルで走るという仕組みだ。

この実験は5台のトラックで行われ、環境負荷削減への貢献度を見極める。もし実用化されるとなれば、高速道路に架線を整備し、そしてトラック側にもパンタグラフを備え付けるなどの初期投資が必要となる。しかし、たとえば国を縦断するような交通量の多い主要高速道路に整備するというのはありかもしれない。

今後は電動トラックの浸透が見込まれるが、充電せずに長距離を走るeハイウェイは陸上輸送の効率アップにつながりそうだ。

Siemens

(文・Mizoguchi)
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