そこで同社が考案したのがARを利用した測定サービス「NIKE fit」。スマートフォンのカメラを使って足をスキャンし、数秒以内に両足の足の形態をマッピングする13個のデータポイントを収集。完成したデータをベースに、個々にぴったりフィットしたシューズを選ぶことができる。
・個々のサイズに合った最適なシューズをリコメンド
このシステムはNIKEのショッピングアプリ内に組み込まれている。靴を購入するとき、サイズに迷ったら「NIKE Fit」の出番だ。サービスを試してみたいかどうかを尋ねるオプションがあるので、そこをクリック。スマートフォンのカメラを使って足をスキャンすると、そのサイズに合ったシューズが画面に表示される仕組みだ。もちろん、NIKEの小売店で利用することも可能。店舗内にある独自開発のフィットマットを使って計測できる。自分だけではなく、家族や友人に靴を買いたい場合もOK。ゲストモードにし、対象となる人物の足をスキャンするだけ。ぴったりのシューズをプレゼントできる。
・7月に全米、8月にヨーロッパで展開予定
「Nike Fit」はショッピングアプリ内サービスの一環として、7月に全米で公開予定。8月にはヨーロッパで展開する計画だ。NIKE fit/NIKE NEWS