充電ステーションを展開する企業は近年増えているが、こうした取り組みは全米初となる。
・環境問題に敏感に
電気自動車(EV)の利用者は少なからず環境問題に敏感だろう。二酸化炭素の排出が抑制できるとしてEVの購入を決めた人もいるかもしれない。もちろんガソリンやディーゼルではなく電気で車を走らせるだけでも環境に優しい。しかし、どうせならその電気もグリーンなものにしよう、というのが今回の取り組みだ。
・風力と太陽光で
具体的にはEVgoは認証を受けた電力事業者とパートナーシップを結び、風力や太陽光で発電された電気を購入してステーションで供給する。EVgoはすでにカリフォルニアのステーションでソーラー発電による電力を提供し、また使用済みバッテリーをステーションにリサイクル活用する試みも行うなど、積極的に動いている。
EVgoによると、同社のネットワークは昨年、7500マイル(約12070キロ)走行分の電力を供給し、2020年までにこの数字を倍にすることを目指している。
EVが浸透するにつれ充電ステーションも増えつつあるが、グリーンな電力の供給はEVgoの大きなアピールポイントとなりそうだ。
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