客はアプリをダウンロードしたスマホで商品をスキャンすれば、登録したクレジットカードなどで精算できるというもので、この種の店舗は英国で初という。
・素早い買い物体験に
レジで精算しなくても商品を手にしてそのまま店外に出られるというのは、Amazon が米国で展開しているAmazon Goのスタイルにかなり近い。カメラやセンサーなど活用している技術などに程度の差こそあれ、客からすれば財布を取り出す必要はなく、もちろんレジに並ぶこともないというのは共通する。
つまりは、先端技術で素早く快適な買い物体験を客に提供する。
・3カ月試験
今回のSainsburyの試験はロンドンのHolborn Circus店で行われ、3カ月ほどを予定している。この間、客からのフィードバックを分析しつつ、別の店舗での導入を模索する見込み。Sainsburyは英国のスーパーとして初めて昨年8月にアプリ支払い機能の提供を始めるなど、テクノロジーの導入に積極的で、レジなし店舗の本格展開も時間の問題かもしれない。
もっとも、Sainsbury に限らずAmazon Goをきっかけに米国内外の小売業界でレジなしの動きが顕著になってきていて、遠い将来レジなしスーパーが世界中で当たり前になることも予想される。
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