大きさが43インチあり、90度回転させて縦にも横にも設置できるQLEDのテレビだ。
・NFCでペアリング
写真をみて、Microsoftがこのほど発表したSurface Hub 2を連想した人もいるかもしれないが、回転させられるスクリーンという意味ではまさに同じだ。ただ、Surface Hub 2はタッチ操作に対応し、プレゼンなどでの活用を想定しているのに対し、Seroは基本的にテレビだ。SeroはスマホとはNFC(近距離無線通信)でペアリングできるので、手軽に“モニター化”できる。縦置きにしたSeroはビデオだけでなく、Instagramの写真を閲覧したりするのにも良さそうだ。
また、Samsungはショッピングサイトの下の方にあるコメントやレビューを閲覧するときにも縦置きは便利、としている。
・価格は182万円!
Seroは、Samsung がすでに展開しているSerifやFrameといったQLEDテレビと同じシリーズで、縦置き対応はSeroが初となる。まずは5月末にも韓国マーケットに投入し、価格は1890万ウォン(約182万円)となる見込み。個人が自宅用に購入するにはやや高価で、どんな消費者を想定しているのか、また韓国以外のマーケット展開計画などは不明だ。
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