電車やバスに持ち込んだり、車のトランクに入れて運んだりしてあらゆるシーンで活用でき、またオフィスやマンションでの置き場に困ることもなさそうだ。
・10秒でたためる
スイスのスタートアップが開発したこの自転車の売りはまず軽量コンパクトであること。重さは12.5キロなので、短時間であれば持ち運びできる。しかもサドルを下げたりハンドル部分をたたんだりと、ものの10秒で小さくたためる。折りたたんだときのサイズは64×76.5×25センチ。公共交通機関への持ち込みも大丈夫そうだ。
・250Wのハブモーター
THE ONEは普通の自転車に見えるが、後輪に250ワットのハブモーターが搭載され、そしてサドルポストにバッテリーが隠されている。バッテリーは1時間でフル充電でき、航続距離は40〜60キロだ。ちなみに、バッテリーはサドルごと取り外せるようになっている。本体は駐輪場にとめ、バッテリーを外してオフィスで充電するということができ、その際はサドルも一緒に運ぶので自転車の盗難防止にも役立ちそう。
THE ONEは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。すでに目標額は達成し、あと1カ月あまりキャンペーンを展開したのち、7月にも発送が始まる見込みだ。
THE ONE/Indiegogo