スマートフォンでの撮影はもはや日常となったが、今後はスマホにレンズを外付けしての撮影が主流になるかもしれない。米シアトル拠点のスタートアップ「Moment」からこのほど18ミリと70ミリの外付けレンズ2種類が登場した。

先行するスマホ外付けレンズとしてはOlloclipがあるが、最大の違いはMomentのレンズはiPhoneだけでなくSamsungのGalaxyにも対応すること。また、Momentの設立者によると「歪みや色度のひずみもない」とのことで、撮影クオリティーの高さも売りにする。

レンズを取り付けるには、まずレンズと一緒に送られてくる薄い金属プレートをスマホのレンズ部分に取り付ける。そうすることで、必要な時にレンズをマグネットで簡単にスマホにセットできるようになる。また、プレートの上からケースを被せてもセットできるという。

レンズは直径3、4センチほどと小型なので、持ち運びが容易なのもいい。外出時や旅行でバッグにしのばせておけば、これまでとはひと味違った写真が撮れること間違いなしだ。

現在、資金調達サイト「Kickstarter」でキャンペーンを展開中で、今ならレンズどちらか1つで49ドル、2つセットは99ドルで入手できる。発送は今年6月の予定で、米国外へもプラス20ドルで対応する。

スマートフォンでもっと本格的な写真を撮りたい、という需要はかなりあるようで、すでに目標額５万ドルの4倍超を集めている。キャンペーンは2月13日まで。

Moment