自然景観や動物などを撮影しているが、突然雪崩が起きる瞬間やゾウの瞳のアップなど、映像の美しさやレアさからすると最高傑作といえるような仕上がりとなっている。
・アース・デイを前に
タイトルのDon’t mess with Motherは、自然を怒らせるな、という意味。このビデオは17日に公開されたが、おそらく22日のアース・デイを意識してのものだろう。雪山、サバンナ、砂漠、水中などあらゆるところを舞台に自然の景色や動植物を映している。野生らしきウマが駆け抜ける様子をローアングルから映しているシーンは思わずのけ反ってしまうし、煮えたぎるマグマが飛び散る夜間の噴火には地球の鼓動を感じる。
・サメにiPhoneを奪われる
また水中シーンではカサゴや貝が登場するが、何と言っても度肝を抜くのは鋭い歯をむき出しにしたイタチザメのアップだ。かなりのスリリングさに身が縮む思いがするが、実際、この撮影はかなり際どかったようだ。実はDon’t mess with Motherとは別に、撮影の裏側などを紹介するナレーション付きのビデオも公開されているのだが、その中でハウジングに入ったiPhoneがイタチザメに奪われるというシーンがある。
裏側ビデオでは、イタチザメはもちろん、雪崩を近くでとらえたり、嵐の中を撮影しながら車で走行したりと、なかなかハードな撮影現場であることがわかる。
iPhoneで撮影されたということを忘れて見入ってしまうほどの出来の作品、そして撮影の裏側どちらも是非閲覧してほしい。
Don’t mess with Mother/YouTube
The making of Don’t mess with Mother/YouTube