今回、30種類の野菜を一年中簡単に栽培できる屋内スマートガーデン「iHarvest」が登場した。
・コンパクトで、使い方は簡単
iHarvestは水耕栽培を使用し、適切な量の水と栄養素を自動調整する。サイズは幅85cm奥行36cm高さ182cmとコンパクトで、どんな小さな部屋でもぴったりだ。水耕栽培は、NASAも注目している植物栽培の最も効率的な方法だ。従来の農法と比べて30~50%速く大きく野菜が育つ。レタス、きゅうり、トマト、すいかなど栽培できる野菜はさまざまだ。
使い方は簡単。種を埋めてタンクに水を入れてコンセントを入れ、2週間ごとに水と栄養素をタンクに入れるだけ。あとは全部iHarvestが自動で動き、4~5週間たてば野菜が収穫できる。
設置やメンテナンスも簡単だ。土を使用しないので虫もつかず、植物が病気にかかる可能性はとても低い。農薬や除草剤も使わないので安心だ。
・お財布にもお腹にも目にも体にも優しいスマート農場
iHarvestは、お財布にも優しい。従来の農法に比べて水を95%節約し、36WのLEDライト2つを使った照明も自動化されているため、エネルギー消費も最小限だ。そして、1年中新鮮な野菜が収穫できるため、年間1000ドル(約11万1000円)の節約になるという。
野菜を収穫したら、すぐに食卓へ。輸送もいらず、ビタミンやミネラルなど栄養価の高い最良の野菜が楽しめる。
現在キックスターターでキャンペーン中で、1時間で目標額を達成しており、注目度は抜群だ。価格は今なら549ドル(約6万1000円)。郵送は残念ながら欧米とオーストラリアのみとなっている。
iharvest/Kickstarter