しかし、このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した「Narwal」はなんと自動でモップの洗濯までできるという、なるだけ楽をしたい人にうってつけのロボだ。
・モップ洗濯〜乾燥まで
汚くなったモップを触るのは誰しも好まないだろう。しかし、きれいなモップを使用しなければ元の木阿弥だ。そこで、Narwalでは、充電機能も搭載するベースステーションにタンクを設置し、そこで使用済みのモップを洗濯する機能をつけた。タンクはきれいな水用と、洗濯に使用した水を貯めるものがあり、ベース下のたわし状になったところでモップがゴシゴシ洗われる。そしてモップの乾燥まで自動で行う。
このシステムにより、床掃除には毎回きれないモップが使用される。モップを繰り返し使えるので経済性もいいとのこと。
・アプリで指示を出せる
Narwalは他の掃除ロボと同じく、センサーやライダーで障害物などを避けながらくまなく掃除する。ユーザーはアプリで近寄って欲しくないエリアを設定したり、掃除する部屋の順番を指示したり、といったこともできる。最大掃除面積は2150平方フィートと他のロボに比べて広く、作動音は45dBと比較的静かなのも売りだ。
・CESでベスト賞
Narwalは40超の特許を持ち、今年初めに開催されたCESでもベスト賞を受賞するなどの実力派。現在Kickstarterでの出資額は549ドル(約6万1000円)〜で、大手メーカーの商品に比べると入手しやすい設定となっている。すでに調達目標額は達成し、5月末まで出資を受け付けたのち、9月にも発送が始まる見込みだ。
Narwal/Kickstarter