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Start Up Beyond Meatの代替肉バーガー、食事宅配サービス「Trifecta」を通じて全米で提供開始

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Beyond Meatの代替肉バーガー、食事宅配サービス「Trifecta」を通じて全米で提供開始

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米スタートアップ企業のBeyond Meat(ビヨンド・ミート)は、2019年4月、オーガニックメニューに特化した米国の食事宅配サービス「Trifecta」と提携し、米国50州で「Trifecta」のユーザーに、代替肉パティ「Beyond Burger(ビヨンド・バーガー)」を使ったハンバーガーなどの提供を開始した。

・本物の肉そっくりな植物由来の“未来のたんぱく質”

「Beyond Meat」は、植物性たんぱく質を原料に、食肉と同様の見た目や食感、味を再現した代替肉を製造・開発するフードテクノロジー企業だ。

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏やハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオ氏が出資していることでも知られ、2018年11月には、新規株式公開(IPO)を果たした。

これまでに、代替肉を使ったオリジナル商品として「Beyond Burger」のほか、ソーセージ形の「Beyond Sausage」、タコミートタイプの「Beyond Beef Crumbles」をリリース。

現在、高級食品スーパーのホールフーズ・マーケットやファストフードチェーンのカールスジュニアなど、米国内外3万3000以上の小売店や飲食店で提供されている。

「Trifecta」では、これらの代替肉製品が調理済みの状態でユーザーに直接届けられる。

・米国人口の5%がベジタリアン、3%がビーガン

米国では、人口全体の約5%が肉や魚などの動物性食品をとらない「ベジタリアン」、約3%が肉類に加え卵・乳製品なども一切食べない「ビーガン」で、近年は、野菜・芋類・豆類などを中心としながら、多少の動物性食品も摂る「フレキシタリアン」も増えているという。

「Beyond Meat」では、「Trifecta」を通じて、代替肉という新たな食の選択肢をより多くの消費者層に届けたい方針だ。(文 松岡由希子)

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