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Tech ビットコインの生みの親、サトシ・ナカモトを名乗る人物、イギリスで裁判を企てる!

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ビットコインの生みの親、サトシ・ナカモトを名乗る人物、イギリスで裁判を企てる!

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ビットコインの開発者を名乗るCraig Wright氏が、これを批判するHodlonaut(@hodlonut)らを名誉毀損で訴えようとしている。

一方Hodlonautは、弁護士費用を募るサイトを立ち上げ、すでに2万ドル(約220万円)の目標額を超えた金額が集まっているようだ。同サイトではビットコインだての資金提供もできるほか、Hodlonautのアイコンに用いられているネコ宇宙飛行士のアートワーク入りグッズを購入することもできる。

・ビットコインSVはBinanceでの上場廃止へ

Craig Wright氏は、これまで自分がサトシ・ナカモトである証拠をいくつか提示してきたが、そのすべてにおいてWikiLeaksなどにより疑わしい点が指摘されてきた。またサトシ・ナカモトを名乗る理由についてだが、ビットコインSV(BSV:昨年11月ビットコインキャッシュ(BCH)からフォークした片割れ)の評価を釣り上げるためとの見方が出ている。これを受けて、#DelistBSVのハッシュタグ付きツイートでBSVの上場廃止を訴える者もいたが、いよいよBinanceが実際上場廃止を決定するなどの動きも出てきた。

・Lightning Networkによる送金プロジェクトを設立

ところで、Craig Wright氏に対してとりわけ大きな声を発してきたことから、本人の法務チームからイギリスの裁判所に訴えるとのDMを受けたHodlonautだが、身元については明かしておらず、ビットコインにおけるアノニマスのような存在だ。

Hodlonautを名乗るアカウントは複数個あり、Twitterを介してのビットコイン送金プロジェクト「Lightning Torch」を創設している。

もし、裁判がおこなわれることがなく、集まった弁護士費用が使われることがなかった暁には、資金はLightning Torchによりビットコイン・ベネズエラ(Bitcoin Venezuela)に寄付されることになるようだ。

参照元:Supporters of Hodlonaut Rally in Response to Craig Wright's Bounty Offer/BreakerMag
Wikileaks Claims Craig Wright Is Not Satoshi Nakamoto/BeinCrypto
Hodlonaut's Legal Fund

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