このほど登場したiPhone用の撮影アプリ「Horizon」は、被写体を常に横位置で撮影することを可能にしてくれる。端末を縦や斜めにして撮影しても、フレーミングを自動調整し、被写体は水平のままというものだ。
例えば、端末を縦にして風景撮影したとする。Horizonを使うと自動で上下部分をカットし、さらに若干ズームして横位置で撮影されることになる。これは端末が斜めになった時でも同じだ。
もちろん、端末を縦にして撮影してもまったく構わないのだが、テレビにしても映画にしても映像は横向きが基本となっている。縦位置で撮影した映像を横向きにした携帯端末やパソコンで観ると映像が小さくなり、しかも両サイドに大きな黒い帯が現れてしまう。Horizonを使って撮影するとこうした黒い帯が出現しなくなるというわけだ。
このアプリ、動画だけでなく写真の撮影でも同様の機能が使える。興味のある人は、アプリを開発したギリシャ拠点のスタートアップ「Evil Window Dog」のWebサイトで、マウスを動かしてカメラワークを体験できる。
アプリはiOS 7以上に対応し、ダウンロードは99セント。
Evil Window Dog