その作業はなかなか面倒で、ソーシャルメディアのアカウント情報の入力までとなると途中で放棄したくなる。そこで、名刺のように1カ所に集約された連絡先情報を交換できるアプリ「Cardbox」が登場した。
・情報を1カ所に集約
電話番号を入力したり、メッセージアプリのIDで相手を検索したりという作業をスキップできるのがCardbox。自分の情報を相手に教える場合も同じだ。Cardboxでは連絡先情報を1つにまとめられ、これを相手に送ることができる。相手もCardboxユーザーなら、名刺交換のようにカードを互いに送るだけで連絡先交換が完了する仕組みだ。
・相手によって情報公開制限も
カードに記載できる情報は名前、住所、電話番号、電子メールアドレス、ソーシャルメディアのアカウントなど。もちろん、つながりたい人に自分の全情報をさらけ出すというわけではなく、カードを送る相手によって公開情報を設定できる。なので、友達にはプライベートの電話番号とInstagramのアカウントを教え、上司には仕事用の電話番号と電子メールアドレスのみ、というふうに使い分けられる。
このアプリではまた、名前やリンクなどでつながりたい人を検索する機能もある。加えて、つながっている人が近くにいるかどうかを確認できるNearby機能も搭載しているので、単なる連絡先管理ではなくソーシャルアプリ的な要素も含んでいる。
アプリは現在、iOS向けに英語のみ。ダウンロードは無料だが、使用プランによって課金がある。Android版は今夏にもリリースされる予定だ。
Cardbox