また、仮にドライブレコーダーがあったとしても、その死角から衝突されるような事故が発生したらどうするべきか。検証は極めて難しくなる。そこでこの記事では、360度の映像記録が可能な「VEZO 360」をご紹介しよう。
・全周囲の事故に対応
VEZO 360は全周囲即ち360度の視野を確保するドライブレコーダー。4K録画にも対応しているため、事故発生時の明瞭な映像を記録することができる。たとえば、側面から追突された際にVEZO 360はその真価を発揮する。側面であろうと後面であろうと、VEZO 360はその瞬間をちゃんと映像に収めてくれるのだ。それは専用アプリに同期され、証拠として提出できる。
また、車に誰もいない時の事故も検出し、所有者に通知すると同時に映像を保存。車上荒らしに遭った際も、センサーがそれを感知してLED照明を発光させる。
VEZO 360を取り外して、通常の360度カメラとして使うということでも問題ない。いずれにせよ、全周囲の視野を確保しているからこそ安全が確保されるということは知っておくべきだろう。
・上位版は居眠り運転防止機能も
ここまではVEZO 360の下位バージョンの説明で、上位版「AI」は居眠り運転防止機能が搭載されている。運転手の顔を検知し、眠りそうな具合を検出して警告を送る機能だ。この製品はクラウドファンディング「Kickstarter」に出展されている。価格は無印が149ドル(約1万6600円)、AIが219ドル(約2万4400円)から。
Kickstarter