国内初の大学クラウドファンディンとして発足した筑波フューチャーファンディング。筑波大学の学生および卒業生であれば誰でも参加可能で、スタート以来、数多くの革新的なサービスを世に送り出してきた。

・双方向のプレゼン体験を提供

4月8日にリリースされたばかりの「Comment Screen」も実にユニークだ。一方向で完結しがちなプレゼンテーションを双方向に進化させたこのアプリ。ニコニコ動画をはじめとする昨今のマスコミュニケーション手法をヒントに考案したという。

イメージとしてはニコニコ動画のプレゼンテーション版。アプリを起動させている間、観客は専用画面から″いいね！“やコメントなどを書くことができる。それらをプレゼンテーション画面の上下端に表示する仕組みだ。

・学生たちが遊び半分で作ったツールがきっかけ

利用の仕方は簡単。まず、プレゼンターのパソコンに「Comment Screen」をインストールし、発表前に起動する。次にパソコンの画面に表示されるQRコードを観客が各々の端末カメラで読み込む。これだけでプレゼンターと観客の端末はリンクされるので、あとはプレゼンを聞きながらリアルにコメントしていけばいい。

もともと学生たちが遊び半分で作ったツールだが、“ものづくり日本大賞”で内閣総理大臣賞を受賞したエンジニア冨平 準喜氏のチームの協力を得た結果、双方向プレゼンアプリとして正式に市場へ出ることとなった。バージョンはウェブ版、Windows版、Mac版の3タイプ。ひと味違うプレゼンをしたい人、ぜひお試しあれ。

Comment Screen
ちょっと一味違うプレゼン体験を！双方向プレゼンアプリ 「Comment Screen」 2019年4月8日より正式版を提供開始-PR TIMESプレスリリース