こうした動きに新たに加わることが見込まれるのが中国メーカーEvokeだ。現在開発を進めている「Evoke 6061」を年内にも発表する予定という。
・120kWモーター搭載
Evokeはすでに電動バイクUrban Seriesを展開していて、こちらは通勤・通学などでの使用を想定したバイク。だが今回のEvoke 6061はツーリングなどができる本格的なバイクだ。120kW(160馬力)のモーターを搭載し、最大トルクは272Nm(200ポンドフィート)。トップスピードは明らかにされていないものの、Urban Seriesの時速130キロを大きく上回ることは間違いない。
・15分で80%充電
その一方で、Evokeは第2世代バッテリーモジュールを開発中で、バッテリーが完全に空の状態から15分で80%まで充電できるようになる見込みという。航続距離は現段階では未公表だが、バッテリーモジュールを6つ搭載するとのことで、ZeroやLightningの320キロレンジを上回ることは確実視されている。
計画では同社は6月までに路上テストを実施する。その後、最終的に部品などを決定し、年末までに発表する。
スペックの詳細はもちろんのこと、今後注目されるのは価格だが、ZeroやLightningの2万ドル(約223万円)以下という設定を意識したものになりそうだ。
Evoke