しかし、米国のスタートアップが開発したリールなら、そんな心配は無用。魚がかかったらスマホのアプリにすぐさまお知らせしてくれる。
・センサーで振動キャッチ
米国カンザス州拠点のTackoboxが手がけた「Smart connect」は、その名の通りスマホとBluetoothでつながっている。モジュールに含まれたセンサーが魚が餌をつつく振動をとらえると、それをBluetooth経由で専用の無料アプリ(iOS、Android)をダウンロードしたスマホに即座に知らせるという仕組み。お知らせ方法はアラーム音に加え、振動、スクリーンの点滅から選べる。また、Bluetooth対応のキャンプ用ランタンなどを点滅するよう設定することも可能だ。
これなら、うたた寝をしていても、友達とおしゃべりに夢中になっていても、“かかり”を逃すことはなさそう。
・リール4台を一括管理
リールはアルミニウム製のスプールとなっているので軽量で、ギア比は4.7:1。開発元によると、どの釣竿にも取り付けることが可能とのこと。リールにはバッテリーも内蔵されていて、フル充電で40時間駆動し、充電はUSBで行う。また、複数の釣竿の同時使用にも対応し、アプリではSmart connect 4台まで管理できる。
気になる値段はというと、119ドル(約1万3000円)。釣りが趣味という人はサイトをチェックしてほしい。
Tackobox