全長は26.8メートルあり、乗客250人を乗せて走行できるという。コロンビアのバス輸送システムに納入されることになっている。
・大型バスの2.2倍
通常の大型バスの長さは12メートルほど。つまり、K12Aは大型バスの2.2倍の長さとなる。公開された映像をみると、確かに長い。3つのバスがつながっているようなデザインで、ムカデを彷彿とさせる。このバス3台をつなげるようなデザインがポイント。2カ所ある接続部分で角度を調整できるようすることでカーブなどを曲がれる。とはいえ、やはり長いのでハンドル操作には気を使いそうだ。Uターンなどはそれなりの広さが確保されたところでなければできないだろう。
・航続距離は約300キロ
このバスのメリットはというと、当然たくさんの客を乗せて走行できること。定員は250人で、最大スピードは時速64キロとなっている。搭載バッテリーの容量は明らかにされていないが、航続距離は約300キロという。K12AはコロンビアのTransMilenioが運用することになっている。どの路線に投入されるかは明らかにされていないが、交差点での右折・左折が少ない高速を走る路線などには向いているのかもしれない。
BYDはこれまでに世界一大きなダブルデッカー電動バスの製造も手がけていて、どちらも街の名物的存在になりそうだ。
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