実際、そのAirPodsの人気ぶりを示す調査結果がCounterpoint Researchから発表された。2018年第4四半期のワイヤレスイヤホンの推定出荷台数は1250万ユニットで、そのうちの60%がAirPodsだったとしている。
・Apple、24%が北米向け
60%というと、ワイヤレスイヤホンを購入する人の3人に2人がAirPodsを選んでいるということになる。Appleにとってメーンマーケットはお膝元の米国を含む北米で、24%が北米向けに出荷された。ついで、中国をのぞくアジア太平洋地域、欧州がくる。また、AirPodsが圧倒的なシェアを握ってはいるものの、レポートは中価格帯のブランドもシェアを伸ばし始めていると指摘。具体的には、JabraやSamsungが頭角を現しているという。
・Jabra製品が第2位
2018年第4四半期によく売れたモデルのランキングを見ると、トップのAirPodsに続いて2位の座を獲得したのがJabraのElite Avtive 65t。Jabraはデンマークのブランドで、欧州でのシェアが大きかった。そしてJabraの次にくるのはSamsungのGear IconXだ。以下は、4位にJLab JBuds Air TW、そして5位にBose SoundSport Freeがランクインした。
先日Appleは、ワイヤレス充電ケースとともに第2世代のAirPodsを発表したばかりで、AirPods人気は当面続きそうな気配だ。その一方でコスパのいい製品も増えてきていて、今後シェア争いは激しさを増すことが予想される。
Counterpoint Research