ゴルフカートのように雨をしのぐことができ、搭載するバッテリーがペダルこぎを強力にアシストする。トップスピードはなんと時速45キロにも達する。
・後輪にモーター
Pedilioは4輪車で、サドルにまたがるのではなく座席に座ってペダルをこぐようになっている。扉はなく車のような個室空間になっていないので横からの風にはさらされるが、少なくとも屋根があるので雨に降られてもずぶ濡れになるということはなさそう。そして通常の屋根付き自転車と異なり、Pedilioは後輪にモーターが組み込まれていて、搭載するバッテリーで動くようになっている。
・屋根にソーラーパネル
電動アシストの性能はというと、250ワットのモーターを搭載した場合、トップスピードは時速25キロ。モーターを500ワットにすれば、時速45キロまで出せ、もはや自転車の域を超えている。ちなみに航続距離は500ワットモーターで60キロとなる。
また、Pedilioは回生ブレーキを搭載してエネルギーを無駄なく活用して航続距離を伸ばしているほか、屋根にソーラーパネルも備え、駐輪している間にバッテリーを充電することもできるのだという。
Pedilioは商品化へ向けて最終段階にあり、まずは10台試作して性能を確認する。一般発売価格は9250ユーロ(約115万円)を予定しているという。
Pedilio