会ったことのない相手がどういう人なのか判断する材料として、外見がわかる写真、プロフィールなどがあるが、どうしても“外見重視”で人を判断してしまいがちだ。

日本国内でもマッチングサイトはいくつも運営されているが、現在のマッチングサービス市場は、はじめに写真で外見を判断しマッチングすることがやはり主流。ただ、昨年の厚生労働省の調査では「異性に求めるもの　”金”“顔”を抜いて“声”が初めて1位を獲得」との結果も発表されているという。

・完全審査制の声のマッチングサービス「Coicy」

そのようなニーズを汲み取り、音声ITスタートアップの株式会社Voicyは、完全審査制の声のマッチングサービス「Coicy（コイシー）」をリリースした。声のベンチャー企業である同社では、次世代の音声配信インフラの開発・提供 、ボイスメディア「Voicy」の開発運営などをおこなっている。簡単な録音・放送システムと、スマートスピーカーなど多端末への配信の仕組みにより、これまでに多くのテレビ局やラジオ局、新聞社や、芸能事務所などと連携している。

・“声”で伝えることで、マッチング率が劇的にUP！

同社の運営するボイスメディア「Voicy」で得た膨大な音声データを利用した研究において、外見だけで判断できない人柄やその魅力を伝えるために、写真やテキストではなく「声」で伝えることでユーザーのマッチング率が劇的に上がることが実証されたという。

今回リリースされた「Coicy」は、「Voicy」から得られたVUI・VUX（音声体験のデザイン）のノウハウを活用した、完全審査制の声のマッチングサービス。Voicyと同様、ユーザーを審査制にすることで、Voicy独自の音声配信技術やデータ解析などの技術力を駆使し、よりパーソナライズされた最適な相手とのマッチングが期待できる。

今後同社では、音声×テクノロジーをテーマに、声が持つ温かみを利用することで次世代の恋愛のスタイルを変化させ、外見や収入で相手を選ぶ恋愛市場に新しいアプローチを提案していくという。

ついつい“目がいきがちな”外見という要素に引っ張られすぎず、その人個人の魅力を引き出し、新たなアピールの要素として“声”に注目したのは実にユニーク。声、および話し方のテンポなどには、発話者の内面がにじみ出てくるもの。長く一緒に居られる相手、心地よい関係を築ける相手を見定める手助けをしてくれそうだ。

出来過ぎている話だが、実はコレエイプリルフールのネタ。最近のエイプリルフールは本当に手がこんでいる。

完全審査制 声のマッチングサービス「Coicy」
ボイスメディア「Voicy」
株式会社Voicy、声のマッチングサービス「Coicy（コイシー）」リリース 〜平成の次、恋は声からはじまる〜　PR TIMESリリース