サムスンは間もなく、注目の折りたたみ端末「Galaxy Fold」を発売する。たたんだ状態では4.6インチの画面を利用でき、開くと7.3インチのタブレットになるという最先端の技術が凝縮された端末だ。

多くの消費者にとって気になることの一つは、開いたり閉じたりを繰り返すことによるヒンジ部分への負荷がどうなのか、ということ。その懸念に応えようと、サムスンはこのほど耐久テストのビデオを公開した。

・1日に100回で5年間

わずか34秒のビデオでは、Galaxy Fold6台が専用の機械に載せられ、開閉が延々と繰り返されている。サムスンによるとこのテストは20万回開閉しても大丈夫かどうかを調べるのが目的で、テストが終了するまでに1週間かかるという。

20万回というと、1日に100回開閉した場合5年間の使用となる。ただ、最近はモバイル端末の買い替えサイクルが伸びているだけ5年間という設定はやや微妙かもしれない。

・折り目部分の存在感は?

Galaxy Foldは2月に華々しく発表されたが、今までのところ消費者はもとよりメディア関係者も実機を手にする機会はない。それだけに「本当に大丈夫?」との声が根強く、それをサムスンも認識しての今回のビデオ公開なのだろう。

開閉の繰り返しに耐えられるかどうかに加え、開いた時の折り目部分の存在感の有無も気になるところだが、ビデオではスクリーンの超アップはないためはっきりと確認できない。

Galaxy Foldは4月26日に韓国と米国で発売され、その後欧州マーケットに投入される予定となっている。1カ月後には、レビューがネットを賑わわせているはずだ。

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