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“現金を使わない”無人コンビニ「ロボットマート」の専用アプリ「ロボットマートチャレット」がリリース!仮想通貨での支払いが可能に

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現金払いの慣習が根強くある日本社会にも、キャッシュレス化の波は押し寄せている。定番のクレジットカードから、電子マネー、QRコードなど、さまざまな支払い形態が登場している。

・キャッシュレスの無人コンビニ「ロボットマート」専用アプリが登場

先日、キャッシュレスの無人コンビニ「ロボットマート」について紹介した。そのユニークな「ロボットマート」を運営する株式会社ロボットセキュリティポリスは、「ロボットマート」の専用スマートフォンアプリ「ロボットマートチャレット」が、開発元の株式会社アイフリークモバイルからAndroid版がリリースされたと発表した。

・仮想通貨を利用可能になり、“チャット機能”や“ウォレット機能”が搭載

「ロボットマートチャレット」では、ロボットマートでのキャッシュレス支払いに仮想通貨(イーサリアム)が利用できるようになった。他にも“チャット機能”や“ウォレット機能”、ロボットマートに関する最新情報配信など、様々な機能を実装したアプリとなっている。

仮想通貨イーサリアムに対応しており、アプリ内のウォレットに仮想通貨を移すだけで、簡単に店舗レジで決済が可能だ。

使い方はこうだ。レジに商品を置くと、合計金額の情報が入ったQRコードが店舗のモニターに表示されるので、それをロボットマ-トチャレットのカメラで読み込むだけというから実にシンプル。

・チャット上で二次元コードを簡単に送受信できる

“チャット機能”を使えば、チャット上で二次元コード(ウォレットアドレスをQRコード化したもの)を簡単にフレンド間で送受信できる。送付先情報を簡単に読み込めるため、仮想通貨のやりとりをスムーズにおこなえる。

以下のようなことが実行できる。
■自分のイーサリアムアドレス(銀行の口座番号のようなもの)をQRコード化してチャットで送信
■相手のイーサリアムアドレスのQRコードを端末上から読み込み、送付内容を入力して送信

これまでの仮想通貨のやりとりで必要であった相手のウォレットアドレスを自身のウォレットに送信するといった手間はロボットマートチャレットでは必要なくなる。また、通常のテキストメッセージ、ボイスメッセージ、カメラやアルバムの写真なども簡単に送受信がおこなえる。

・サーバー攻撃にも強い

気になるのはセキュリティ面。チャレットではプライベートキー(秘密鍵)はユーザーの端末内に保存しており、同社のサーバーでの保管は一切してしていない。そのため、カウンターパーティリスクやサーバー攻撃による資産流出の可能性をゼロにできる。

また、誤ってアプリを削除した場合、端末が壊れた場合、機種変更した場合などのために、秘密鍵(プライベートキー)のエクスポート/インポート機能を搭載している。

対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語で、対応仮想通貨はイーサリアムのみ。現在、ロボットマートで使用できる決済は「ロボットマートチャレット」「PayPay」の2種類のみだが、クレジットカート決済や銀行振り込みなど、今後順次拡大予定だという。

【使用可能なロボットマート店舗】
店名:ロボットマート日本橋店
所在地:東京都中央区日本橋兜町20-6 兜町ファーストビル1F (地下鉄東西線・日比谷線から徒歩3分)
TEL:0800-123-6110(フリーダイヤル)
営業時間:実証実験中期間 7:00から23:00、実証実験終了後 24時間営業
定休日:年中無休 実証実験中は変更になる場合あり
URL:https://robotmart.jp/

無人キャッシュレスコンビニというユニークな取り組み。今後の展開を見守りたい。

株式会社アイフリークモバイル
株式会社ロボットセキュリティポリス
現金を使わない無人コンビニ「ロボットマート」の専用アプリ「ロボットマートチャレット」配信 PR TIMESリリース

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