でも、野菜を自分でつくるのは、ちょっと面倒という人におすすめの装置が登場した。野菜を家で簡単にエコにつくる装置「THE AEVA」だ。
・持続可能性、新鮮な食べ物、現代生活の課題解決が目標
THE AEVAを開発したのは、カナダのJUST VERTICAL社だ。持続可能性、新鮮な食べ物、現代生活の課題解決を目指し、農薬を使わずに少ない水で、多くの食料をよりはやく育てる装置を完成させた。
堅いクルミとステンレス鋼、アルミニウムとバイオプラスチックからできており、機械タイマーと電源装置、LEDライトと水中ポンプ、および16の栽培ポッドを備える。
置く場所はあなた次第。キッチン、リビングルーム、玄関など家のどこに置いてもいい。自然光は必要なく、電気コンセントだけあればよい。サイズは高さ177cm幅91cm奥行き22cmと、本棚より少し小さめの大きさだ。
・1か月に約5キロ、180ドル(約2万円)分の野菜を収穫
設置は素早く簡単にできる。梱包を解いて、壁に固定して水を入れるだけ。使い方も簡単だ。土は不要でポンプとライトがタイマーで作動する。ハーブや葉野菜、葉の少ない野菜、トマトやイチゴなど、栽培できる植物はさまざまだ。70種類以上の植物を1年中栽培できる。
なんと1か月に約5キロ、180ドル分の野菜を収穫できるということで、嬉しい限りだ。年間最大1500ドル(約16万5000円)の食費節約になるという。
そして、THE AEVAで育てた野菜は新鮮で栄養価が高く、無農薬だ。家の中の空気も綺麗になり、美しい緑を見れば幸せな気持ちになる。さらに、伝統的農業より95~99%少ない水を使用し、持続可能性も達成している。
値段は999ドル(約11万円)。家で簡単にエコに野菜をつくる装置THE AEVAで、毎日の食事と生活がもっと豊かになりそうだ。
JUST VERTICAL