中でも特筆すべきが、カメラシステム。ライカのレンズを搭載し、ズーム撮影や夜間撮影も美しいものになるとアピールしている。モバイル撮影を重視している人には有力な選択肢となりうそうだ。
・ISOが40万9600!
P30がスタンダードモデル、そしてP30 Proが上位モデルという位置付けで、スペックは微妙に異なる。まず、カメラ性能をみると、レンズはフロントに1つ、背面に3つ搭載しているのは同じだが、一番の違いはP30 ProにはToF方式の距離画像センサーが搭載されていること。
フロントレンズが32MPなのは共通する一方で、背面レンズの方はP30 Proが40MP、20MP、8MP なのに対し、P30は40MP、16MP、8MPとなっている。ズーム性能はP30 Proがデジタルズーム50倍、P30は同10倍だ。
両モデルともRYYBセンサーを搭載し、感度が高いのも特徴で、P30 ProのISOは40万9600と驚異的。Huaweiのサイトで紹介されているP30 Proでズーム撮影した月の画像はもはやスマホとは思えないレベルだ。
・40W出力の急速充電
同社の製品説明サイトはカメラシステムの説明にかなりのスペースを割いているが、そのほかの目玉機能としては40W出力の急速充電やスマホ間でのバッテリー融通などがある。生体認証としては、スクリーンに指紋センサーが埋め込まれたている。そのほか、プロセッサーはKirin 980で、メモリはP30 ProがRAM8GB、ストレージ最大512GB、P30はRAM6GB、ストレージ最大128GBとなっている。
2モデルとも欧州とアジアで同日発売され、価格はP30が799ユーロ(約10万円)〜、P30 Proは999ユーロ(約12万5000円)。
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