正しいブラッシングをすれば、虫歯は予防できる。それを指導してくれる「Smartbrush」という製品が登場した。歯の1本1本に至る磨き具合をモニタリングしてくれるIoT製品である。
・歯磨きを完全データ化
Smartbrushはそれ自体が歯ブラシではなく、既存の歯ブラシに設置する製品。一見、ただの外付けグリップのようだが、これにはジャイロセンサー、加速度センサー、圧力センサーが内蔵されている。これらの装置を組み合わせると、どこの歯を磨いたのかそうでないのか、またどのくらいの圧力で、どの方向で磨いたのかが全てデータ化される。Smartbrushには専用アプリも用意されていて、これが正しい歯の磨き方をコーチングしてくれるのだ。
歯磨きの履歴や、ブラッシングに要した時間等もアプリが記録する。子供に向けた歯磨き教育に、このSmartbrushを用いることもできる。そもそも、Smartbrushの開発者は2児の父親で、当初は子供たちの歯磨きトレーニングのためにこの製品を思い立ったそうだ。
・日本へも配送可
そんなSmartbrushであるが、現在はクラウドファンディング「Kickstarter」で出資を募っている。デバイス本体と歯ブラシがセットになったものが24ドル(約2600円)とある。配送は8月から。日本へのそれは、6ドル(約660円)の手数料で受け付ける。
Kickstarter