そうではなく、利用客が満足する高品質の物件のみを扱うのがPlum Guideだ。現在ロンドン、パリ、ニューヨークなど6都市で展開していて、このほど調達した資金をもとに年内に新たに12都市の物件の扱いを開始する。
・民泊のミシュラン
Plum Guideは英国のスタートアップが運営していて、自らのサービスを「レストランガイド・ミシュランの民泊版」と表現し、質の高い民泊のみを扱っていることを前面に出す。世界25のバケーションレンタルや短期滞在用のサイトから物件をピックアップしている。150もの事項をチェックするという独自の基準で物件を査定し、100の物件をレビューしてもクリアするのは1件ほどという。
・20億円調達
ただ、別荘のような超高級物件ばかりというわけではなく、実際にサイトをのぞくと寝室が1つだけの200〜300ドル物件なども扱っている。現在は前述の都市のほか、ロサンゼルス、ローマ、ミラノの物件も展開中。今回調達した1400万英ポンド(約20億円)で年内に12都市をラインナップに加え、年末までに扱う物件数を1万2000件にしたい考えだ。
民泊物件を選ぶ時に当たり外れをなくしたい、という人は多いようで、Plum Guideの売上高は2018年までの3年間で3倍になっているという。
この夏、海外に出かける予定があり、民泊を検討している人はサイトをのぞいてみてはいかがだろう。
Plum Guide